花まる学習会の高濱先生の本を読みました。
高濱先生の本は過去にこの2冊を読んでいます。 過去のレビュー記事です↓
読んだ感想としては、上記の2冊に比べるとちょっと内容が薄いかな・・・というかんじ。どうやら同じシリーズで男の子の方(お母さんのための「男の子」の育て方 )は人気があるようなので、そちらであれば参考になるのかな。
とはいえ、いくつか気になった点もあったので記録。
小学一年生の女の子が教えてくれた、あるひと言が忘れられません。「あのね、『これ、かわいいね』ってほめると、友達ができるんだよ」
おしゃべりは、女の子の言葉の発達の早さや、語彙力の豊富さにも繋がります。また、魅力ある言葉づかいもすべて子どもへ伝染します。お母さん自身が何に関心を持って、どのようなことを日頃自分の趣味として行っているか。つまり、感性が言葉の選び方に出てくるのです。
「ごっこ遊び」は長じて、女の子の国語力に繋がります。
とても大切な教育や育児の基本だと私が信じていることがあります。それは、「成長する人に子どもはついてくる」という言葉です。
恋愛の重要性。相手のことや、自分の振る舞いをとことん考えるので、他者性を育てる極地体験ともいえるでしょう。
早起きを継続してできない人は、どこかで決まって「つらい」「無理」と言い出すからです。思春期や青年期の育ち方というのは、そういう意味ではとても大事です。部活などで早起きは当たり前という体質になってしまうと、その後の人生にとってすごくプラスです。
足腰の強さは「粘り強さ」、手先の器用さは「ひらめき」に繋がる。
幼少期に「遊び尽くしたこと」と「がまんの経験をしたこと」の二つで達成感の経験値が上がると思います。達成感の経験は、「遊び」に必ず行きつくし、「思春期の部活」に行きつきます。
「工夫」とは、一つの意思です。「工夫」する喜びや感覚を体験として味わったことがない子に、問題を解くときだけ工夫してと言っても、できるわけがないのです。