3月に大学を卒業して

4月から担任の先生になった私は

 

「時間割」を作るという仕事を

知りませんでした。

 

1週間この通りやってくださいね、って

決まっているものだと思っていました。

 

 

実際は、

各学年に決められた年間指導時数があり、

それを35週で割り、

月~土(当時は土曜日が半日ありました)

に当てはめていきます。

 

好きなように当てはめるわけにはいきません。

 

特別教室や体育館は、

教務主任という役割の先生が

先にクラスを割り当ててあり、

それは動かせません。

 

例えば月曜日の1時間目から体育は忙しいから

自分では入れたくないけれど、

決められていたら仕方がありません。

 

朝とか6時間めとか、

朝の支度も忙しい、

帰りの支度も間に合わせなくてはならない、

だいたいそういう時間には

高学年が当てはめられています。

 

また、中・高学年だと

担任外の先生が受け持ってくれる教科もあります。

音楽とか理科とか図工とか……

そういう教科もあらかじめ決められていて、

そこに自分の担当する教科を入れることはできません。

 

 

私は初めて持った学年は2年生だったので、

その面での苦労は少なかったのですが、

それでも初めてなので訳が分からず

主任の先生に手取り足取り教えてもらいました。

 

 

低学年は国語が多いので

一日に2回国語を入れる曜日もあり、

そのうち一つは書写にしよう、とか

 

図工を3・4時間目にすると、

給食前に片付けが大変だし

ほこりも舞い上がるから

1・2時間目がいい、とか

 

算数を5時間目にやるのは

おなかいっぱいでお疲れ気味の子どもには

ちょっときついよね、とか

 

そういうことを考慮して組んでいくのです。

 

 

低学年はそのくらいで済むのですが、

高学年の場合、

あらかじめ決められた時間割に沿うと

 

図図体算家家

 

なんて

夢みたいな時間割になる曜日もあって

なかなかバランスをとるのは難しいものなのです。