子ども本人よりも
先生の方がありがたいかもしれません。
落とし物にちゃんと名前があったときの喜び!
3月に大学を卒業し、
4月1日から、
緊張と疲労でいっぱいいっぱいになりながら、
なんとか出勤して、
先輩の先生たちと同じように、
学級開きの準備を進めていきました。
子どもや教室に関することは、
自分が子どもだった頃の記憶もあり、
まだ何となくついていけるのですが、
まったく分からなかったのが、
子どもと直接関わらない仕事でした。
例えば、学校には「学年部」というものがあります。
学級担任に加えて、
級外の先生が1人入り、
ひとつのチームのように構成されています。
この学年部の中で、
それぞれ「教科担当」を決めます。
国語担当、算数担当、体育担当……
というように、すべての教科です。
学年部の人数より教科の方が多いので、
一人あたり2~3教科を受け持つことになります。
そして、自分の担当教科の
「教科部会」という会議に参加します。
教科部会には「教科部長」の先生がいて、
その先生を中心に、
・今年度の教科目標
・必要な備品
・教科に関わる行事の担当
などを決めていきます。
例えば音楽部会に入ると、
入学式や始業式、
さらには卒業式までの
国歌や校歌の指揮者・伴奏者を、
一年分まとめて決めてしまいます。
また国語部会では、
作文コンクールの担当者を決めます。
コンクールに出品する作品は、
担任の指導
→ 学年部のチェック
→ 担当者のチェック
→ 校長先生のチェックと押印
という流れを経ます。
そのため、チェック担当も
「1年生の分は2年部の先生」
「5年生の分は6年部の先生」
というように、あらかじめ割り振っておくのです。
担任の先生は、
クラスのことだけでなく、
こうした学校全体の仕事も
いくつも掛け持ちしています。
ちなみにこの教科部会は、
まだ「軽い仕事」の部類です。
実はもっと重くて、
できれば避けたい仕事もありまして……
それはまた、後々書いていきたいと思います。