神奈川県のリゾート地のひとつである葉山にある研修センターにて
第8期ブレインジムインストラクター候補生養成講座が開催されました
このコースはティーチャープラクティカムという名前の通り
『指導者実習』です
ご存じの通り、日本における国家資格は学校の教育実習
医療関係の臨床実習、社会福祉の施設現場実習などの『現場実習』が単位必修課題です
その単位を満たしてから学科試験をパスし、さらに過去法規に触れていないことを前提に
国家資格が授与されます
このブレインジムインストラクターの資格も、実習をしたからといって国家資格が授与されないように
今回のインストラクター候補生養成講座の単独受講でインストラクター資格を授与しているわけではありません
【ブレインジムを指導する』ために二度の(人によっては二度以上の)ブレインジムコースの再受講をされています
さらに、いくつかのブレインジム以外の必修コースを積み重ね、
ケーススタディの提出、面談における教育キネシオロジーへの理解の確認や
ケースの内容によっては追加課題等々、
契約の取り交わしも含め様々な課題を乗り越えてのインストラクター資格授与です
もちろん、海外の財団では、インターナショナルファカルティからブレインジムインストラクターではなく
その方が大事にされている道の方を進まれたらいかがですか?
というように勧められた方もいらっしゃいます
NPO法人日本教育キネシオロジー協会の理事として
協会が設立当初から掲げてきた
【インストラクターの質】
にこだわって、今回はイレギュラーなプログラムも入れたため
受講生さんには大変な労力と集中を要求したことと思います
いつもなら講座中に指導者三名が面談に抜ける時間もすべてご一緒したのです
インストラクターとしてブレインジムを自信をもって教えて頂くために
まず【見る】【聞く】【書く】力が付くように私たちの思いを注いだこの5日間でした
(私個人は受講生さんのいる場所にご一緒した時間は58時間)を振り返り
私が個人的に目標としていた
【受講生さんの質問に対して私がそうしてほしかったように応える】
という目標は達成できたように思います
私がその目標を作る前段階は
だれのために?なんのために?
【生徒さんが自立できるようにサポートする】←これは生徒さんそれぞれで自立の意味が異なる
今回の自立とはブレインジムを自信をもって教える←自信の一歩としてブレインジムの知識情報手順の確認
そのために私のできることはなにか?
【受講生さんの質問に対して応えて行くこと】
どのように?は ”やさしく”でも”楽に”でも”楽しく”でもなく(笑)
【私がそうしてほしかったように】というキーワードを私の中に見つけることができました
そのために、早く現場入りした方がいらっしゃるかもと
初日は予定より1時間前に湘南国際村センターに入ったりもしました
皆さんが気さくにお声をかけてくださり、私に質問してくださったことで
私個人的にも協会的にも、また新たな課題について考えるチャンスを頂戴しました
学びというのは一方的なものではないのだと、改めて考えさせて頂きました
本当にご縁というものはありがたいものですね(p^_^。)
年末の貴重な5日間を、結集してエネルギーを持ち寄った素晴らしいお仲間の皆さんに
もう一度大きな拍手を贈りたいと思います
まずは出来るところから、目の前に見えることから、今ある仕事にプラスできそうなタイミングを探しながら
亀のように一歩一歩だんだんできるようになっていくプロセスを楽しみましょうね!
写真は、研修センターの廊下から撮影した富士山と相模湾です