石田勝紀オフィシャルブログ
Change from Education〜Be happy and exciting everyday!
皆さん、こんにちは。
今日はこんなお話を。
「困ったら助けてと言った方がいい」というテーマです。
現代は特に、「助けて」と言わないと誰も助けてくれません。周囲が気を使って察してくれることは稀です。悪いい意味で忖度することはたくさんあっても、このような気遣いはめったにありません。
だから、意思を明確に言葉にしないと助けてもらえないことが少なくありません。
逆に言えば、明確にすると、助けてくれます。しかも喜んで。
優しい人は世の中にたくさんいます。「もっと早く言ってくれれば」という言葉に代表されるように、早く言えば助けてもらえたり、サポートしてもらえるわけです。
でも、困った時に「助けて」という言葉はなかなかでないものです。
なぜ出ないのか?
色々と理由はありそうですが、「頑張れ」「諦めるな」といった精神論教育を受けて育ったことが背景にあるかもしれません。
特に昭和時代まではこれが凄かったのでね。
時代が時代だったから、それで通用していたのかもしれませんが、平成後期あたりからジワジワと変わり、令和になり大きく変わってきました。
それともう一つ、学校教育でも似たような構造が見られます。
例えば、わからないことがあったら先生に質問すれば教えてくれるけれども、質問しなければ教えてくれません。本来は子どもがわからないだろう、困っているだろうと察して、先生から進んで聞いていくべきですが、それをやる先生はごく一部です。
なので、子どもたちにはよく次のようなことを言っています。
「わからないことは、すぐ聞け!躊躇は不要!」と。
質問はなかなか行くのが面倒だったり、周囲の友達の目があって躊躇かもしれませんが、そんなこと考えないですぐ聞きに行けと言っています。こればかりは本人の意思に依存する行動なので、行くまで何度も言います。
「先生というのは、質問しないと絶対に教えてくれないぞ。でも、聞きに行くと先生は喜んで教えてくれる。先生というのは、質問されることがとても嬉しいから」
こういうことを言っておくと、子どもたちは行く可能性がぐっと高まります。
つまり、社会人になってからの構造と、学校教育の構造は似て非なるものなのです。
いじめの問題も、学力低下の問題もすべて、大人が察して内面の気持ちを引き出してあげられればいいのですが、大きな問題にはなりませんが、実態としてそれができる先生はほぼいません。(先生が悪いというのではなく、業務量的にそこまで無理という構造もあります)
だから、小さいときから、自分の意思表示ができるようにしてあげることが大切になります。(本当に小さい子どもの頃は、意思表示をしっかりしていますが、大人の感情がわかるようになってからは、意思表示しなくなりだします)
そうしないと、学校教育で経験した受動的なあり方が大人になっても継続します。
すると、大人になって困ったときに「助けて」と言えなくなります。
今の世の中は、圧倒的な数の我慢強い人と、一部のわがままな人で構成されていると思います。
我慢強い人はもっともわがままに、わがままな人はもっと我慢強い人になる必要があるでしょう。
おそらく、このブログをご覧頂いている方は、我慢強い方ではないかと思います。
もしそうなら、もっとわがままな生き方をしてみましょう。
特に困ったら、ヘルプモードを表示して、周囲に助けてもらいましょう。周囲の人は、迷惑どころか、喜んで助けてくれます。
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