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皆さん、こんにちは。
もう受験シーズンに入りました。
昨日、教育新聞のTwitterで文科大臣のコメントで「(共通テストは)暗記・再生型ではなくった」という見出しが出ていたので、シェアーしました。
石田勝紀@Voicyパーソナリティ@ki0701ki
裏を返すと『これまでは暗記再生型だった』というメッセージでもあるね https://t.co/J2J1A6P2oC
2022年01月23日 08:59
実際の文科大臣のコメントは以下の通り(教育新聞より)
「われわれの時代は、ずっと押し込み型、暗記型で回答していることが多かった。そうではなくなり、新しい流れができている。難易度も含め、共通テストの目的に沿った出題がなされたかどうかについては、大学入試センターの自己点検評価と、高校の教員による第三者評価で専門的な評価がなされる」
明らかに共通テストは変わったように見えます。今回は昨年と異なり、平均点が軒並み下がり、マスコミを賑わしました。これから検証が行われるでしょうが、共通テストの目的に沿った出題はされたが、難易度が上がってしまったことが原因かと思います。
さて、今回、私が注目したのはそこではなく、「われわれの時代は、ずっと押し込み型、暗記型で回答していることが多かった。そうではなくなり、新しい流れができている。」の部分です。
多くの人がこれまで認識されていたことだと思いますが、文科大臣もそう思っているということなんですよね。おそらく歴代の文科大臣もそう思っていたことでしょう。
押し込み、暗記もときに必要なこともあるでしょうが、それがスタンダードになると「思考停止」になります。
思考の枠外のことが起こると頭脳がフリーズするのです。
もちろん、従来型の教育をしても、思考力をしっかりと発揮して学んでいた子たちもいました。
しかし、一部なので、それが一般化されることはなく、また思考力とは何か、どのようにすれば身につけることができるのかを学校や塾で教えられることはありませんでした。
それが、共通テストはじめ、流れが変わってきたということです。
ここからが大切な話なのですが、テストで点数がつくということは、「正解」があることを意味しますね。そうでなければ、点数つけられませんから。
ということは、問題には作り方があり、採点方法があるということで、さらにいえば、解答のための「パターン」があるということなのです。
つまり、思考力を試すといっても、過去問の演習で点数が取れてしまうことを意味します。
共通テストはまだ2年目なので、今後回数が積み上がることで過去問の数が増えてきます。(本試験と追試験分合わせるかなりの数になります)
そうすると問題作成パターンが読めてきます。ということは、パターンの暗記、再生で点数が取れる可能性もあるということです。
確かにこれまでよりも知識を問うことから思考力が求められることになりましたが、暗記の対象が知識から考え方・見方に変わるだけということもあるということです。
本当に思考力を試すのであれば、正解がないことに対して思考することが必要になります。でも、そのような思考では点数がつけられないので、テストの対象外となるため、勉強として学ぶ意欲が出てきません。
でも、これからの社会で生きていく上で、正解があることを前提に生きていくと、緊急時、非常時に思考がフリーズするわけです。
世の中の出来事は、答えを探しても見つかるケースばかりとは限りません。自分で答えを作っていくことも時には求められてきます。
となると共通テストはこのままの傾向でいくとして、社会に出て役立つ力として
日常の会話を通じた「答えのない問題・課題」について意見を言うという習慣をつけていくことが必要かと考えています。
これを勉強でやってしまうと、テストで役立たない学びはしないという子もいるので、日常でやってしまうといいでしょうね。
以上、今回の記事から感じたことでした。
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