〜Change from Education Be happy and exciting everyday! 〜
今日はこれからMama Cafe@表参道
今月のMama Cafeテーマは『「計画性のない子」でも成績を上げる方法』
パンケーキをまたガッツリ食べてきます〜
では今日のブログ開始
相談メールに回答しました
例によって、長文なのでインライン(赤字)で回答しますね
【相談内容】
石田先生
いつも心に残るブログをありがとうございます。今日は自分の心の持ち方についてご相談させていただきたくLINEしました。
息子は中堅中高一貫校に通う中2です。本人は楽しく学校に通えているのですが、担任の先生の考え方、指導法がどうも私と相入れず悩んでいます。(子供は素直なので担任とも問題ありません。)
ここまでで終わる相談文章なら、通常次のように答えます
「子どもは楽しく通っているのであれば問題ないかと思うけどね。基本的には学校のことは先生に任せるので、親が出てくるのはどうかな?」
でも、今回の相談内容は、そのような単純なものではないようですね
この学校にはゆくゆく選抜クラスがあります。まずはそこに入るために日々叱咤激励。それはまあいいのですが、毎日の色々なテスト結果、提出物の未提出のリストなどを毎日親宛の掲示板(Classiというものです)写真付きで晒す。毎日学級通信を出してくれるようないわゆる熱心な先生なのですが、どうも度が過ぎているような気がします。毎日通知がくると憂鬱な気持ちになります。(親は見たことを示す「見ました」ボタンを押さないといけないのです)
テクノロジー使っているけど、メンタルはかなり昭和的な学力熱血教師という印象ですね
そんな感じであれば、そりゃ親はひくよね
せっかく高校受験のない中高一貫校に入ったのでもう少し余裕があってもいいはずなのに、学校から出される課題も膨大で、試験前の週末は10時間以上の家庭学習を強いられます。偏差値の高い大学に入ることが、ひいては人生の勝利者であるという担任自身の考えがそこかしこに散見され、担任の圧力に母親である私が正直鬱になりそうです。
なるほどね。完全な学力偏重主義に見えるんですね
私自身偏差値至上主義で育ち、でも今その考え方を脱却しようと必死なのに、担任の言動に引きずり戻されそうになります。担任からの連絡を見れば、子供に色々確認したくもなり、成績優秀者のリストを見てもこれに入っていない息子がディスられているような気がしてしまいます。石田先生のブログなどを読んで気持ちを立て直しては、また落ち込むの繰り返しです。子供は反抗することもなく、自主的に前向きに学習しています。結果がなかなか出ないのが不憫です。
どうやら、この部分の文章に今回の問題の解決策がありそうです
私は本人の目標に最終的に叶えばいいと思っているので、もう少し長い目で見たい一方で、選抜クラスに入れなければもうそこから這い上がることが出来ないのではないかという恐怖に怯え、日々気持ちが晴れません。自分がおかしくなっているのはわかるのですが、どのように気持ちを強く持ったらよいでしょうか。何か現状を打破できるような先生のお言葉を伺えればと思います。長文失礼しました。
(以上)
さて、では回答します(ここからは読みにくいと思うので、黒字に戻しますね)
まず、この問題(学校、担任の学力向上熱血ぶり)について、変えられる問題なのかどうかということです。
私立なので受験前に調べていればわかったはずなので、それを選択している以上、学校の方針について疑問に思っても、学校に駆け込んで変更させるということはできません
また、担任の先生が行きすぎるように見えても、学校の方針でやっているとしたらこれも、何か言うことはできないでしょう。子どもに対して激しいバッシングや差別が行きすぎているなどがあれば、それは問題視できますが、そうではないと思うので、担任云々という問題を挙げても難しいことでしょう
Classiを使っているということなので、担任は学校全体の方針でやっており、普通のことをやっています
さて、では何が変えられるのか?という問題です
この問題の本質は、「親自身が疑問視することにばかり意識が向かいすぎていることが問題」です
したがって変えられるのは、親の視点なのです
偏差値至上主義からの脱却をしようと必死ということですが、それをやめてしまった方がいいでしょう
これはどういうことかと言うと
「努力逆転の法則」と言って、努力すればするほど、逆に向かうと言う法則です
つまり、偏差値至上主義から抜け出ようと思えば思うほど、そのような内容にばかり目がいき、ますます抜けられなくなると言うものです
だから、偏差値関係(テスト、順位、クラス)に意識が向かうのです(寝ようと思えば思うほど寝られなくなるのと同じ原理)
ではどうするか?
脱却しようとするのではなく、親は自分が楽しいと思えること、自分のココロを高めることや、ワクワクすることで満たしていくのです
すると、目線が偏差値関係に向かわなくなります
おそらく、このメールをいただいたママさんはマルチタスク型で真面目な方で色々と見えてしまうタイプなのでしょう
なので、一生懸命、偏差値関係から何とか外れていきたい、子どもが可哀想とか、このままだと不安と思うようになります
努力をする対象を変えてみてください
偏差値関係脱却→自分のココロを満たすことに
すると驚くことに、これまで見えていた”景色”が一変することでしょう
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