〜Change from Education Be happy and exiciting!〜
今日は相談メールに答えました
質問メールが長いので、インラインで答えていきますね
めちゃくちゃ子どものことを考えて一生懸命なママさんです
が、どこかに問題があるかも
【相談内容】
石田先生
初めてご相談メールを書かせていただいています。
現在5歳の男の子(保育園児)の母です。
最近は自転車に乗れるようになったり、お話が上手になったり、様々な理解力、行動力の成長を感じます。
平日も早くお迎えに行けた際には公園での遊び、自転車、遠回りしての帰宅など、できる範囲で極力本人の願いを叶えようと一緒に楽しみながら試行錯誤しています。
→それは素晴らしいです
先日少し親として自信を無くしてしまう出来事がありました。
実は1年前、無理にひらがなを教えようとして感情的になり、大失敗をしてしまった経験があります。
完全に私の知識不足、子供と向き合わず勝手にルールを決めて勝手に教えるという、親の自己満足でした。
その頃から、息子が「お勉強=自分はできない、嫌い、やりたくない」というようになり、その一件が初めて取り組む事や、すぐに習得できないものに対するネガティブな感情を持たせてしまうきっかけになったのではないかと感じています。
→感情的になるとうまくいかないのは大原則だけど、その一件だけで、子どもにネガティブな感情が定着するということは考えにくいです。おそらくそういうタイプの子なんだと思います。確かに、強制させると嫌いになるという原則はありますが、それがしょっちゅう行われているか、そういうこともあったという程度のものかによって異なります
そんな息子ですが、ここ数か月前から急にひらがなを読み始めたり、絵を描き始めたりしたので、
→ほら、そういうことです
まずは夫婦で話し、子供にも相談したうえで、5歳クラス(年中)の間はお勉強を無理に教えない、ただし書いたり読んだりする環境は用意しておくから、時間を見つけて使ってね。という方針で、一緒に画用紙を買いに行き、自分の好きな棚へ準備してもらい、使ったり使わなかったりですが、最近まで強制せずに自由にやってきました。
→素晴らしい取り組みです
この4月から6歳クラス(年長)になるのですが、最近周りのお友達で文字の読み書きができたり、〇〇式など幼児向けの塾に通ったり、ちらほらと習い事に関する情報を耳にする機会が増えてきました。
→そうです。このあたりから、親は他の子との比較が始まり出します。で、これが一番やっちゃいけないことなんだけどね。まあ、でも難しいかな
そこで改めて家族で話をし、習い事よりもまずは生活ルールを整えようという事になり、5歳クラスに向けて1日の時間割を考え、多少の前後はありますが、今までの生活ルーティーンを元に以下の流れを実行しています。
起床、ご飯、歯磨き洗顔、着替え、登園
帰宅、TV・遊び、ご飯、お風呂、お勉強、絵本、就寝
→どの子もこんな感じですね。お勉強の部分以外は。そこで、問題になるとのは、このルーティン通りにいかないと『親がイライラし始める』ことなんです。それがなく、完璧を求めず、8割主義でいければ問題にはなりません
結局TVを付けてしまうとなかなか消せず就寝を迎えるので、親としてはお風呂後のお勉強時間をルーティーン化させるのが目的で、この時間は親子一緒に過ごし、椅子に座って机に向かう時間+TV以外であれば何してもOKというルールにしました。
→臨機応変に対応されていますね
名前の読み書きを教えたり、折り紙をしたり、戦いごっこをしたり、だいぶ親の意見が強めの時間ではありますが、今日は何をするか?の希望を子供、親それぞれ1つずつ出し合い、それなりに楽しく過ごしています。
→そこまでやる親はなかなかいません。いいことだと思いますが、問題となるとしたら、親がそれを自分の義務としてしまうとつまらないものになります。なので、親が楽しいということが前提になりますね
ある日、忍者ごっこをするために折り紙で手裏剣を作ろうという事になり、手取り足取りやっている中で、少し難しい場面に遭遇しました。
その時息子が、「〇〇ちゃんは上手にできない、ダメだ、絶対にできない」と言い始めたのです。
以前から気になっていたのですが、上手にできないからやりたくない、絶対に無理など、苦手分野に対するネガティブ思考が強く、最近は泣いて怒るという態度が強く出るようになりました。
加えて、色々な言い訳が添えられ、どうにかして苦手なことをやらなくて済むかを本人なりに考え発している傾向が見られます。
そんな息子を「成長したな~、嬉しいな」と捉え、「できるよ!一緒にもう一度やろうよ~」など励ましているときもあれば、「もうやらなくていい」などイライラ声を荒げてしまう自分もいます。
→そうですね。そのようなことはよくあることです。そのようなときの反応としては、「そうなのね、OK、ここまででいいよ〜」とするといいでしょう。やりたくないのに、やらせる必要は全くないのです。そのように反応すると、面白いことが起こります。どんなことが起こるかは、やってみるとわかります
先日の折り紙の時の私は後者の態度に加え、息子のできないことに対して泣いてネガティブになっている態度に苛立ち、作業途中の折り紙を捨ててしまうという、さらに状況を悪化させる感情的な態度を取ってしまいました。
→ママも大変です。それだけ一生懸命だったということかな。
親に「〇〇でなければならない」という「〜ねばらない」信仰がどっぷり入っているとそうなるんです。お子さんお一人で、初めてのお子さんのときこういうことがよく起こります。そこで、こう考えてみて。もし、子どもが5人いて、5番目の子がこのような状態だったら、どう対応しますか?おそらく、↑ のような対応はされないですよね。「別に大したことない」ということで取り合わないことでしょう。そして、そうされた子どもの方が伸びていったりするのですね
その場に居た主人は、息子も私も感情的になっているところに口を挟まず、冷静に状況を見ており、落ち着いてから息子に「あの時のこの態度はどう?あきらめないでやってみようよ」など話をしてくれていました。同時に私にも「〇〇ちゃんはこんな気持ちだったんじゃない?捨てちゃうのはやりすぎだったよね」など反省会に付き合ってくれました。
→いいご主人
我が家では、その日の喧嘩やイライラはその日に解消、仲直りするということを心がけています。
その日の出来事は、ほぼ私に非がありますが、主人の協力もあり最後は仲直りできました。
→素晴らしい家庭です
今回はその出来事のすぐ後に先生の記事を目にしたので、いてもたってもいられなくなりご相談させていただいた次第です。
→東洋経済オンラインの記事ですね。それはありがとうございます
色々考えると、私自身が自己肯定感の低い親なのかなと。
そんな親子関係ですが、何かいい対策があればアドバイスお願いします。
→親の自己肯定感が低いのではなく、子どものことに必死になりすぎて、自分の人生を楽しむことを忘れてしまっていることが原因かと思います。
そこで次のことを知っておいてください
ママ自身が自分の人生を楽しみましょう。すると子どもは変わり、未来が変わります
〈Himalaya 音声プラットフォームで【ブログの音声解説】はじめました〉
上記のブログ内容もHimalaya音声で本日アップします(YouTubeにもアップしてます)
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