石田勝紀のオフィシャルブログ

 

〜Change from Education        Be happy and  exiciting!〜

 

 

今日は、相談メールに答えました

 

 

【質問】

4月から中2になる息子に思考力、応用力をつけるにはどうすればよいでしょうか?

 

週5日活動の吹奏楽部に所属し、帰宅後の僅かな家庭学習時間で学校の課題や定期試験対策を行うも、問題が少し変わると解けません。中学受験時は塾での復習テストは点が取れても、外部の模試は取れず、思うような結果が得られませんでした。

 

素直で控えめな性格な息子に対し、これまで親が先回りしてあれこれ指示や手助けしすぎた結果、勉強面のみならず他でも、自分で考える力を育てる機会を奪ってしまったのかと反省しつつも、何も言わずに見守ることに不安を覚えます。

 

放っておくとスマホやゲームばかりに時間を使うので、つい口うるさく勉強するよう言ってしまい、今も英検対策は親も一緒に行っています。

 

 

【回答】

 

 思考力のお話ですね

 

 

 

この伸ばし方、引き出し方については2月に出した『同じ勉強していてなぜ差がつくのか?』の本にちょうど書いたところです

 

 

 

本を読んでもらえれば、親が子どもにどういう言葉をかけていけば変わっていくかというのは分かると思います

 

 

 

なので、本を読めば分かる話はここでは横においておいて

 

 

 

今日は、それとは別のお話をしましょう

 

 

 

まず、質問をいただいたお子さんは、いわゆる典型的な中学生で、ごぐごく一般的な中学生です

 

 

 

多くの中学生はそんな感じです

 

 

 

で、「それが良いのか?」というと

 

 

 

「親にとっては」良くないとなるでしょう

 

 

 

しかし、問題の本質は、「子ども自身がどう思っているのか?」ということなのです

 

 

 

勉強に関して言えば、「本当にテストで点数をとりたいという気持ちがあるのかどうか?」

 

 

 

もし本人が希望していないのであれば、親がどうこうしても意味はありません

 

 

 

そこで、思考力、応用力云々をつけるという話の前に、気持ちの確認をする必要があるのです

 

 

 

『本気で点をとりにいくのかどうか?』という確認です

 

 

 

しかし、ここでまた新たな問題が起こります

 

 

 

それは、親が子どもに確認をすると大抵はうまくいかないということです

 

 

 

なぜなら、中学生ともなると、子どもはまともに親の質問を受け取らず、うざいと感じるからです

 

 

 

さらに、親は教育のプロでもないし、指導育成方法を知っているわけでもないでしょうから

 

 

 

また、親子だと特別な感情がお互い出てくるので、大概は上記のようなやり取り(本気度を確かめる)をすると失敗する場合が少なくないのですね

 

 

 

そこで、親としては、別のアプローチをしたほうがいいでしょう

 

 

 

それはどんなアプローチか?

 

 

 

 

 

 

 

「親自身が思考力、応用力を持つ」というアプローチです

 

 

 

「え?」と思われるかもしれませんね

 

 

 

学ぶことも、考えることも、まずは親がやってしまおうというものです

 

 

 

では、親が「考える力」「応用力」を持つにはどうすればいいと思いますか?

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

 

そうなんです

 

 

 

 

 

わからないと思います

 

 

 

 

親がわからないのに、子どもがわかるはずがないのです

 

 

 

 

にもかかわらず、子どもは「考える力がない」と言われ、「応用力がない」と言われてしまうのです

 

 

 

 

さらに酷いことに、勉強のやり方を知らないのに「勉強しなさい!」と言われます

 

 

 

 

だから、まずは親自身が、考える力、応用力を持ってみましょう

 

 

 

そうすると、子どもは、自然と親の思考プロセスをコピーしていきます(考える力のコピーには時間はそこそこかかります 3がヶ月から半年)

 

 

 

そこで、親が「考える力」をつけるために大切なことを書いておきますね(実践編ね)

 

 

 

1. 問題が起こったら『なぜなのか?→ではどうすればいいよいか?』ということを感情を入れないで冷静に行う習慣を持つ

 

→換言すれば、愚痴、不平、不満用語で終わらずに問題解決に向かう意思がある状態にする

 

 

2. 物事を俯瞰的にみて、今の状況がどうあるのかを抽象的に捉える習慣を持つ

 

→逆に言うと、目の前の具体的なことには振り回されない状態にあることともいえる

 

 

 

この2つができることで、問題の多くは解決していきますし、考える力、応用力がついていきます

 

 

 

おまけに、今のお子さんの状態もこれまでと違って見えることでしょう

 

 

 

そして親の子への態度、見方が変わると、子どもが変わり出します

 

 

 

これで、コピー完了です

 

 

 

ぜひ、できる範囲でやってみてくださいね

 

 

 

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