制作してから30年。もうずいぶんと痛んでまいりました、「My 望遠鏡」

たとえば、肝心な足元のキャスターなど、こんな感じに。

凄いですね。ゴムは劣化するのが当然なので、かつては5年位ごとに交換していた

のですが、これがなかなか手間で、ここ10年はほったらかしでありました。

底板をひっくり返すと、24㎜厚の底板自体、もうボロボロ。

というわけで改修に着手。まず、ぼろぼろの底板が強度不足に陥っているので

リブを入れる。そして、もちろんキャスターは全交換。

新旧キャスターはこのくらい違う。

で、アルミ角パイプをリブにして、底板に取り付け。じつは、これは強度アップ

の他に、車から引っ張り出すときの、素晴らしい「取っ手」となるのだ。

本体上部についている取っ手は、車から引っ張り出すときには、実はあまり

役に立たない。手が上向きになるので、力が入らないのである。

ここらへん、中学物理の「力のつりあい」でおわかりになるか、と。

取っ手が下にあると、背筋力も使えるので、段差があっても楽に引っ張り出せる。

もちろん、底板の強度もリブ構造を取る事で相当にアップしている。

だけど・・・・この底板の傷み具合から、5年後には「全交換」かなあ。

積み下ろしも楽々~♪ 今回の改修はかなり効果を実感。

で、物の弾みに、無理して星見に。(6月中です。)

一晩見て感想。ああ、キャスターの交換と底板の強化で、びっくりするほど

天体の導入精度が向上しているよ!ほとんどみんな「ど真ん中導入」だ。

もっと早く改修しておけばよかったな。というわけで、この夜は気持ちよく

星見ができた。

で、翌朝は、山の中を散策。

おお、山崩れの後。

ちょっと涼しげな沢なんかにも入り、この岩の上で腰かけて、しばしぼーっと。

水の流れる音を聞きながら。うんうん、ここも秘密基地の一つにしよう。

この岩の上は、「川の玉座」となずけよう。ちなみに海の玉座はこちらね。

で、ゆっくり帰ってきたのであります。山を下りてすぐの所。

あれ?ここは昔、「一休」と言うお蕎麦屋さんがあったところだ。

閉店してしまったので、ちょっと残念だったのだけど。

あれ?やはりお蕎麦屋さん?お店の名前は「一休」ではなく「一休み(ひとやすみ)」

になっている。

昔は、かなり田舎風のお店だったけど、凄くモダンになっているぞ!けど

お値段は昔どおりお安め。大盛が+100円なのが泣ける。

で、天もりの大盛を頼みましたよ。野菜天ぷらだけだったのは、ちょっとだけ

物足りなかったけど、蕎麦も「十割蕎麦」のわりに食べやすく、香りもたって

いて十分に合格点。これなら前の店みたいに繁盛するだろうね。

きっと代替わりでもしたんだろうねえ。

お店の若女将も気さくな方で、ついつい記念写真なども。美味しかったですよ。

また来ますからね。

と、帰路についたのであった。