コロナで各地食事処が苦戦している。それはもう、大変な状況だ。
「一時休業します。」の張り紙が、そのまま張り続けられ、そのままになって
しまった店をいくつか知っている。
で、去年、行った鬼怒川沿いの中華料理屋さんがふと脳裏をよぎり、今回は
車で行くことにしたのであった。
で、柏から車で一時間半。2時ちょうど位についたのだが・・・・・・
入ろうとしたら、バイトの子が暖簾をしまいに来た。
「今日はもうお昼の部は閉店で~す!」
がびょ~ん!うううう、柏からはるばる食べに来たというのに・・・・・・
仕方ないので、車に戻って、付近の店をスマホで検索しまくっていたのだが・・・・
こんな場所で、この時間で開いているお店などあるのだろうか。
すると、おかみさんが、「ナンバー見ると、遠くから来たんだねえ。いいよ。食べていきな!」
と言ってくださいました。うううう、涙でそうです。
で、店内は私一人貸し切り状態。おお、王様みたいだ。
この日頼んだのは「レバーステーキ」と「ミニチャーハン」でございます。
どちらも、どこか懐かしい、町中華の王道をいくような美味しい一品でございました。
空腹と人情を最高の調味料に、半べそをかきながら頂いたのでございます。
最後に、写真を撮らせていただいて店を出たのでございます。
本当に、「私としたことが・・・・」なのですが、思いっきりピンボケしてしまいました。
きっと動揺していたのだろうか。バイトの可愛いお姉ちゃんは、しっかりマスクを
外してくれて、ご尊顔を拝ませて下さいました。(「お姉ちゃん、マスク外して!」
とか、そんな不良オヤジみたいなこと言ってないからね。ちなみにブログ掲載了承済み
ですからね。)
で、土手の空き地に車を止めた後、ぷーたらぷーたら、小雨交じりの鬼怒川
沿いを散策したのでございます。
おお、途中で、由緒ありげな神社が・・・・
歴史ありそうだね。もちろんお賽銭を納めて参拝させていただきましたよ。
いや、これを読ませていただくと、「坂上田村麻呂」のはるか昔から、1200年
も続いているようでございます。すげー。この地の人々が1200年参拝を続ける
って、すごいことだと思いませんか。きっと吉事の凶事も山のようにあって、
人々はお参りを続けてきたのだろうなあ。ここで酒をいただきながら黙祷している
と、当時の人々の「祈り」が伝わってくるような気がするなあ。単なるアル中オヤジの
妄想かもしれないけれど・・・・・・
というわけで、薄暗闇の中、なんとか夜7時前に車まで戻ってこれて
無事家に帰ってきたので御座います。まあ、いい一日でしたね。