いやいや、いつもは1月1日に、初日の出の写真とともに
ブログを書くのですが・・・・・今年は見事に曇りました。こんなこと、6年ぶり
でございました。

ああ、この光る雲の向こうに「初日の出」はあったのだなあ。

で、近場の神社に初詣に出かけたのでございます。

うちには、自宅と塾のある建物の事務所の2か所に神棚がございます。いえ、別に
信心深い、と言うわけではありませんが、やはり日本人なので、こういうものは
しっかりと。そして、神棚には通常、3体のお札を納めることになっておりまする。
真ん中が、「神宮大麻」その右に「氏神様」左には「崇敬神社」のお札です。
うちは、まあ、我流に近いかもしれませんが、真ん中が「神宮大麻」右が
「香取神宮」左は近場の「八幡神社」を祭っております。
さて、というわけで、初日の出の撮影が失敗した朝7時過ぎに、近場の八幡神社に
向かったのであります。そこで、去年のお札2体をお返しし、新たに、2体を受け
取って帰宅しました。さあ、昨日、香取神社で「神宮大麻2体」と「香取神宮2体」
の計4枚のお札を受け取ってきたので、さっそく、今貰って来た「八幡神社2体」と
合わせて、3体ずつ二つの神棚にセットしようとしたのでございます。ところが・・・・・
昨日いただいてきた4体のお札がありません。おかしい、おかしいぞ。
目の前にある紙袋を開けて良く見ると、なんと「八幡神社」のお札が4体に増えて
いるではないですか!そこにきてやっと事情が呑み込めたのです。
先ほど、八幡神社に行って、古いお札をお返ししたつもりが、昨日頂いたばかり
の真新しいお札4体を返していたのでございます!いや、もうね。気を失いそう
でしたよ。すぐにチャリで20分のところにある八幡神社に行って、古いお札を
納める御所を探しまくりました。まあ、今から考えると、周りには参拝客が
沢山いて、その中で古いお札の束を狂気のごとくひっかきまわしている私は、
まあ、異常者に近いものであったでしょうなあ。ない、とにかく、見つからない。
車で1時間半かけて香取まで取りに行った4体のお札が影も形もない!
すぐに、神社の事務所に行って、「つい、今しがたお返ししたお札が間違えて
おりました!私が探しますので、保管場所をお教えいただけませんか?」
と初詣でごった返している所、必死で頼み込んだのでございます。
答えは・・・
「あ、もう、お炊き上げいたしました。」
あ、焼いちゃったのね。ううううううううううううううううううううう。
こうして私の2026年は幕開けしたのでございます。この事象の解釈
①私が日の出を撮るために3時間睡眠で頭がボーっとしていて、古いお札と
新しいお札を取り違えた。→悪意は無かったとはいえ、天罰があたりそう
な悪鬼の行為。
②神様が、「もう一回出直しておいで。なんかええことあるかもしれんで。」
とお思いになった。
ここは、ぜひ②と受け止めたい。①だと精神的に厳しすぎる。
で、本日、今度は、車ではなく、電車で香取神社に向かいました。
(知らない人が見たら「なんて無駄なことをしているんだ。」と思うだろうなあ。)
成田線はほぼ1時間に一本。朝6時半に起きて、いつものようにバタバタ
してしまって、出発は7時半。まずいな、急がなければ7時44分の電車
に間に合わないぞ。とチャリにまたがって出かけようとした、まさにその時
いつも餌を取りに来る、地域猫がダッシュしてきた。昔の写真だけど、こいつね。

この猫は、もう、世話をしてから8年になる。付近の猫カースト最下位で
小さいまま大人猫になった。あまりに周りにいじめられるので、大きく
なれなかったのだろうなあ。できる限り他の猫から守ってやっていたのだが・・・・
結局、守ってあげて、餌までやっている私にさえ、いまだに指一本触れさせて
くれない。いじめられすぎて、ビビリーが骨の髄までしみ込んでしまっているのだ。
だから雄か雌かもいまだにわからない。で、名前すら付けていない。
だけど、必ず、朝、教室の前に座っている。で、今日は珍しく居なかったので、
さあ、チャリで出発!となったその時に猛ダッシュで餌の要求。で、餌と水を上げ
ているうちに電車の時間には間に合わなくなってしまった・・・・・
ああ、次の電車は一時間後かあ。これが今日のケチのつけ始め。
いや、新年、最悪の事象の始まりでもあったのだ。
8時39分の電車に乗り、乗り換えの駅の成田で、いきなり放送。「昨日の雪の影響で
次の電車の予定が付きません。いつ来るかは未定です。」
おそらく、一時間前の電車だったら、接続はうまく行ってたみたい。ああ、猫、猫。
結局、電車が来たのが予定の一時間後。これで、当初の予定から2時間の遅れだ。
ただ、一つ、いい事があった。いつ来るとはわからないホームで、すぐ隣に凄く
美しい外人の女性がいたのだ。いや、もう、瞳はエメラルドグリーンで、あんな
美しい瞳は見たことがなかった。見つめていたらすいこまれてしまいそうだった。
ああ、眼福。猫様、ありがとう。と、この時には不覚にも思ってしまいましたよ。
さて、1時間後やっと電車がホームに入ってきた。で、みんな我先に電車に飛び乗
たのですが・・・・なんか背の高い変な爺さんが、大声で英語で周りの乗客に話
しかけていた。どう聞いても「ジャパニーズイングリッシュ」で、異常な光景だった。
そして、しばらくすると、なんと、あの美しい外人さんの隣にわざわざ腰かけ、
わけのわからない、ジャパニーズイングリッシュをまくしたて始めたのだ。
それも、彼女が困ってしまっているのがありありとわかると、不機嫌に罵声を浴びせ
始めた。「そんな、顔ばっかり気にしているから、そんな風になるんだ!」(不思議と
ここは日本語)
思わず、私がそちらに目を向けると、なんとあのエメラルドグリーンの瞳は潤んで
泣きそうだった。そして、まるで私に助けを求めるように見つめかえしてきた。
(と私には思えた。)
この時、私は「ああ、この美しい人が日本に悪い印象を抱えて帰国するのはあまり
に忍びない」と思ってしまったのであった。
つかつかつかっ、とそのじじいのところに行って、「絡むの、やめなさい」と言って
しまったのだった。もうね、後の祭りだったよ。そのじじいは、「私はこの時を100
年間待っていた!」とばかりに、私の手を取って、「この女は何も返答せず、面白く
なかったんだ。君に会ったのは何かの縁。一期一会。お話ししよう」と私を空いて
いるボックス席まで連れて行った。ボックス席に、このエロボケじじいと二人きり
の状況に。
逃げ場ないじゃん。これ、どう見てもヤバイじじいだよね。
彼女は次に停車したときに、逃げるように降りて行った。うんうん、それが賢明
な判断だよ。こいつに手を引かれてボックス席に連れていかれた時点で、僕は
「同じ穴のムジナ」と思われてもしかたないもんね。ボックス席で変態オヤジ
がふたり、しっぽりはまっている、と見られたかもなあ。(悲)
しかし、私はこの状況にも勝算があった。私が下りるのは次の香取駅。
そこでこのじじいともおさらばだ。
で、電車が香取駅に止まった時、私は、「じゃあ、僕は香取神宮にお参りに行きます
ので」と言ってやったのだ。ざまーみろ!
ところが・・・・・・
「これも何かの縁。私もお参りに行こう!」と一緒におりてきたのだ!一時間に
一本しかない電車なのに、だよ。
香取駅から香取神宮まで徒歩で30分。この間、地獄。なんど帰れ、といってもついて
くる。ああ、取り付かれたな、と正直思った。それも静かについてくるのではない。
大声をだしながら、周りの参拝客にありとあらゆるチョッカイをだしながら、である。
ああ、予測不能な問題発言を繰り返す大型拡声器をしょって人ごみを歩く感じの恐怖。
たとえば、参拝に向かうご婦人に向かって、「なんで僕らについてくるの?僕ら
おじさん達に気があるんでしょ?僕らを好きなんだろ。」と少なくとも5回は言った。
参拝に行くのなら、方向は同じに決まっているだろう。それに、なんで「僕」ではな
く、「僕ら」なんだよ。だんだん、殺意さえ抱くようになってきた。
「あああ、なんで日本人は宗教心なんてもってないのに、初詣みたいな馬鹿な真似を
するんだ!」歩くのに疲れたのか、そんなことまで言い出したので
「あんたが、来たいっていったんだろう!」とだんだん私も声を荒げ始めてしまった。
「だいたい、あなた、電車に乗り込んできたとき、変な英語を周りの人にしゃべり
まくっていただろう。どうしてだよ。」と言ったら
「そりゃ、俺みたいなかっこいいのが、英語をしゃべったら、女なんてみんないい
なり。今までいい思いいっぱいしてきたからね。」だって。もしかしたら、ガタイは
いいので、若い頃はそういった成功体験もあったのやもしれん。だけど、私はこの
時、こいつは真正の屑だと確信した。そして、この「穢れの塊」みたいなやつを
神聖な神社の聖域に入れてはならない、と思ったのだった。
チャンスは突然訪れた。彼は人目も憚らず、人家の門に向かって「何」を出して、
おしっこを始めたのだ。まるで所かまわぬ犬のようであった。「人の家の門に何して
いるんだ!」と言ったけど「おしっこ」としか、言わなかった。
私はここぞとばかり、速度を上げて、放尿中の彼を振り切った。さすがに彼も出
しっぱなしで追っかけては来れなかったのだ。まあ、出しっぱなしで追いかけて
きたら、もうそれだけで逮捕案件だけどね。
これが、その彼。じじい!モザイクをかけただけありがたいと思えよ。

家に帰ってから、今日の日のあまりのヘヴィさに、ぐったりしてしまいました。
塾長はかような年末年始を送っておりましたです。松任谷由実の歌詞ではあり
ませんが「すべての事はメッセージ♪」だとしたら、この年末年始は、いったい
どんなメッセージなんでしょうか?いつも以上の波乱万丈の2026年を予感させる
恐るべきメッセージな気がするんですが・・・・・