11月1日、天気図を見ると、夕刻、関東近隣では、館山あたりだけが
晴れそう。完ぺきとは言えないが、ぎりぎり彗星の時間は雲はなさそう。
これは、前回のリベンジのためにも、無理していかねば!
家を出ようとした矢先、近所の方が、「ゴミ箱について話があるんですけど!」
とやってきた。(実は最近、ゴミ収集場所のゴミ箱のことで問題が発生して
いる。私が場所を提供しているのだけど、「ネット掛け」の簡素なもので
カラス被害が多発し、私のところに苦情が集中しているのだ。しかたなしに
利用者でお金を集めてゴミボックスを購入しようとしたのだが・・・・・
これがなかなか難しい。中には「ひとり千円が妥当。」と逆指定してくる
方もいた。ゴミ袋は毎回10~20個出されるので、大きなゴミ箱が必要
となるので、5万円くらいしてしまうのだが。千円か・・・・子供の小遣い
だなあ・・・今回来た方は、期限までにアンケート用紙を提出しなかった方
だった。まあ、一通り話を聞いて、出発は20分遅れてしまった。
ああ、人の世は思うようにはいかないものだなあ・・・・ゴミの集積場
の提供などしなければよかったのかもしれない。
撮影は夕暮れだから、結構ヤバいなあ。間に合うかなあ。昼飯も食べてないし・・・・
結局、ちんたら撮影場所を探しながらで、良さげのところについたのは、
午後4時半。ぎりぎりだ。今まさに、海に日が沈むところ。
早速、大型双眼鏡とカメラ三脚を組む。
ああ、夕暮れの空のこの刻々と変わる色合いが好きだなあ。
この時間、空は神々の巨大なキャンバスになる。
で、早速観望。位置情報の勘違いで、発見するのをかなり手こずった。星屋の
風上にも置けない。けど、やっと見つけた。さて、撮影。
この時、右足のくるぶしあたりに激痛。いや、何かの勘違いだろう。それより
レモン彗星が沈んでしまう。こちらが優先。と撮影に集中していたら、二度目の
激痛。これはおかしい。もしかしたら、ズボンの中に何か・・・・
私は、右足を「ダン!」と踏み込んでみた・・・・すると・・・・なんとズボンの
裾から10センチ以上ある大きなムカデが。さすがに、誰もいない海岸で「ウォッ!」
と悲鳴を上げてしまった。寒くなってきたので、あったかそうな穴を見つけて裾口
からなかに入りこんだのだろう。そして、時々動いたりしてるので、怒ってかみつ
いたのだ。しかし、今は咬まれた足にかまけている時間はない。刻々とレモン彗星
は沈んでいくのだ!「あとで、腫れなけりゃいいなあ。」と思いながら、撮影と観望
は続けた。
で、写真。
え?わからない?では親切な私は赤丸で囲ってあげよう。
ついでに、拡大もしてあげます。丁度僕の大型双眼鏡ではこんな感じで見えました。
さよなら、レモン彗星!あと千年後に会いましょう!(僕はきっと何度か
生まれ変わっているだろうけど。)
で、夕食。車中で、昼に買っておいた寿司を食べたのであった。もう、地方はこの
時間、店は閉まっているしね。用心のため、夕食は買っておいた。さすがに
地元だけあってネタは新鮮でおいしい。二千円だったけど、柏だったら三千円
級だと思われる。中とろもでっかいのがはいっていたし。
いくらの隣が空いてますが、撮影前に、我慢できずに「ネギトロ軍艦巻」一貫食べ
ちゃいました。すいません。



















