中学時代からの友人たちと時々ズーム飲み会はやっていたのだが、
「今なら、一回ぐらい会って飲んでもいいだろう!」ということになったのです。
千葉県はもう、発生者数は「一桁」更新が続いているからね。
それに、「第6波」が来るとすると、飲み会なんてできるのは、下手をすると「今
しかない!」ということで、「房総で一泊、魚食べ放題オヤジ旅」となったので
あります。
もうね、旅は車に乗り込んだ時から楽しかったね。この僕を含めての「3人組」は、
実は中学時代はそんなに遊んだりはしなかったのだ。だけど、卒業後、たまたま
会することがあって、それから付き合いは30年以上になるか。3者3様で、みんな
それぞれ全然別の生き方をしてきたのだけど、なぜか気が合って、付き合いは
途切れることはなかったね。車中、それぞれの近況や、今後の話。中学時代の
マドンナの話とか、盛り上がりまくりでございました。「あの娘、いまごろどうなった
かなあ」とか誰かが言うと「僕らと同じようにバア様となっていますが、何か?」
とかチャチャが入って、「ウェーん。俺の心の中では永遠の美少女なんだよう。」
とかのたまう。みんなそれぞれいいオヤジなのだが、おもろい話ばかりだったなあ。
(いや、それこそ「オヤジギャグ」だったのかもしれないが・・・・)
さて、最初に目的地「浜焼き屋」(90分間魚介類焼き放題、食べ放題の店)に
ついたのだが、待ち時間が1時間というのでパス。仕方ないので、お隣の
寿司屋へゴー!私は海鮮丼でございました。もちろん新鮮で美味でございました。
で、宿につく前に観光、ということで、「大房岬」に。ここの崖の地層はいつ見てもすごいね。
彼らが友人の二人。
で、そのまま宿に行って、車を置いて夕景の浜辺まで。
アウトドアチェアーももって、もちろんビールとつまみももって
しっかり黄昏オヤジが青春してますねえ。
フラッシュが全然力足らずで、すっかりシルエットになってしまったけど、まあ、これも一興。
夕焼けメインだと思ってください。
ああ、日が沈む。
夕暮れはオヤジたちの心をざわつかせるのであった。
で、いつものやど「大謙館」へ。お風呂入ってすぐに食事。
この食事、本当に常軌を逸していると思う。
ハマグリの蒸し焼きも美味しかった。
この後、しらうおとか、
また、イセエビの殻を回収にきて、すぐに「伊勢海老味噌汁」になって戻ってきた!最高にうまし!
もうお腹いっぱい。「まだホタテの焼き物がありますが、明日の朝ご飯にします?」と聞いて
きたので、「そうしてください。お腹いっぱいです。」と降参。
夜、みんなが寝静まったあと、一人抜け出し、夜の浜辺へ向かう。月が明るいぞ。
月夜の浜辺で、心ウキウキ♪♪
誰もいない夜の浜辺を一時間以上散策しまくり。結局12時過ぎに帰って寝る。
元気いっぱいで、6時に起床。また一人で浜辺を散策。
宿に帰るとさすがにみんな起きていた。
朝ごはん。昨日食べられなかったホタテがしっかり焼きあがっておりました。
帰り際、宿の方が、「これお渡しします。絶対に、絶対に、道の駅で福袋と引き換えて
下さいね。ハズレは絶対にありません。当宿がしっかりお金を渡してあるので、もらわ
ないと損です!」と引換券をくれた。
これ、道の駅で引き換えてもらったけど、なかなかすごいよ。
ネットで調べたら、ワインだけで1700円、カレーも500円以上する。
結局、一泊して、あれだけのごちそうを食べて、ビールも飲んで、一人1万円ちょっと。
福袋はどんなに安く見積もっても2千円はするだろう。これって、宿は赤字なのでは
ないだろうか・・・・・すんませんです。女将さん。また3人で利用させていただきます!
で、宿を出発。おとなしい宿のマスコット犬。(甲斐犬とか言ってたかなあ?)
で、またちょっと観光。洲崎灯台。
ここで、房総の先端から三浦半島、伊豆半島まで見通せる。
何気に観光地によくありがちな「恋人の聖地」看板。オヤジ三人組には、これほど
似つかわない看板もあるまい。
これから昼飯までが大変だった。とにかくどこもいっぱい。やっと入れたのが、漁協経営の
「ばんや」 それでも20分待った。結局昼ご飯は3時過ぎになってしまいました。
私は、「魚の粗煮」を頼んだのだが・・・・・運んできた店員が、「ふふふっ」と笑ったのを
私は見逃さなかった。「食えるものなら食ってみい!」ということなのだろう。
分量が、半端ないのだ!しかし、ご飯茶碗、どんぶりだからね。魚を盛り付けている皿
の直径は30㎝くらいあるよ。これで、1,320円です。凄いよね。もちろん、私は全部食べましたよ。
お腹いっぱいでこの日夕飯は食べられなかったけど。
で、この後、渋滞を乗り越え、帰宅したのであります。友人たちと、「来し方行く末」の話
は、本当に楽しかったね。そしてとくに「行く末」の話の最後に
「だけど、俺たち、まだまだこれからだヨな!」で締めくくったのあります。
なんだか、とっても楽しく、そしてすごくエネルギーを得られた「オヤジたちの旅」で
ございました。いつもは一人旅が多いけど、こんな旅もたまにはいいね。