ソーシャルメディアの使い分け | おとなの大学 江戸スタ(初心者のIT&ビジネス勉強会in東京)

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江戸スタでは、これから起業する人、独立したばかりの人、開業したけどなかなかうまくいっていない人が、ソーシャルメディアを活用して求心力や影響力を高め、販売力や集客力の向上、ブランディング、マーケティング、ファン作り、売上アップなどのスキルが学べます。

ソーシャルメディアに限らず、メディアには、“能動的なメディア”と“受動的なメディア”があります。

“能動的なメディア”とは、ユーザーが自ら探し、求めて、目にするメディア。
ユーザーが探しているということは、それなりの想像の範囲があり、その範囲内の情報しか得られません。
しかし、求めた答えが見つかった時、探していた答えであったならば、すぐに信頼を得られやすいため、成約にはつながりやすい傾向にあります。

“受動的なメディア”とは、ユーザーが意図せず、勝手に目に入ってくるメディア。
ユーザーが何気なく目にするため、自分の想像を越える発見や気づきが得られやすいです。
しかし、望んで目にするため、気づきは得られますが、そこか成約させるためには、潜在ニーズと合致している必要があり、なかなか成約にはつながらない傾向があります。

この“能動的なメディア”と“受動的なメディア”ですが、どういったものがあるのでしょうか?

■能動的なメディア

  • 書籍
  • テレビ番組
  • ネットニュース
  • ブログ
  • Facebookグループ

 

■受動的なメディア

 

  • 雑誌
  • テレビのCM
  • 新聞
  • Facebook、Twitter
  • Facebook広告

 

では、この“能動的なメディア”と“受動的なメディア”のソーシャルメディアを使って、集客しようと思ったとき、どうすれば効果的かというと、“受動的なメディア”で気づいてもらい、“能動的なメディア”へ誘導し、“能動的なメディア”で成約するという流れになります。

通常であれば、多くのユーザーがネットで能動的に情報を探す場合、検索エンジンを利用します。
なので、SEO対策をして、検索結果で上位表示されれば、ブログへ誘導され、記事を読んで信頼し、成約という流れを簡単に作ることが可能です。

この検索エンジンからブログへの流れ、これがネット集客での基本になります。
ブログではなく、ホームページやランディングページでも構いませんが、入り口をいっぱい作れるという利点と、メディアという観点から、ここではブログとしています。

ただ、せっかく書いたブログなわけですから、検索エンジンからの誘導を待っているだけではもったいないです。

そこで、“受動的なメディア”を活用して拡散し、多くのユーザーに気づいてもらい、そこからもブログでのアクセスを誘導する流れを作りましょう。

つまり、ソーシャルメディアを運営する場合、そのメディアが“能動的なメディア”なのか、“受動的なメディア”なのかを見極めて、信頼を得るために使うのか、拡散させるために使うのかを考えて使うようにしてください。
これを見極めずに、人気のメディアというだけで活用しようと思うと、大変な思いをすることになりますからね。