ソーシャルメディアの連携について | おとなの大学 江戸スタ(初心者のIT&ビジネス勉強会in東京)

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ソーシャルメディアを連携させることで、格段にソーシャルメディアの運営が楽になります。
これは、紛れもない事実。

しかし、だからといって、むやみやたらと連携させるのは、やめておいた方がいいでしょう。

それぞれのソーシャルメディアの特徴を踏まえ、目的と用途を考えるようにしてください。
そして、その上で、入口と出口をしっかりと考えるようにしましょう。

個人的には、リアルタイムな情報はフローメディアへ、コンテンツになりうる情報はストックメディアへ投稿させて、その上で、ストックメディアをフローメディアで拡散し、フローメディアに投稿したものはストックメディアへ格納すのがいいと考えます。

リアルタイムな情報には、写真、テキスト、位置情報、リンクなどがあります。
それぞれを別のソーシャルメディアから投稿することで、それぞれのソーシャルメディアを動かし、検索にもヒットするようにさせて上で、一番、アクティブユーザーが多く、反応を得られやすいFacebookに集約させていきます。

具体的には、写真はInstagram、テキスト(+写真)はnote、位置情報はSwarm、リンクはTumblrを利用し、リアルタイム性の高い情報を投稿し、Facebookと連携させて集約していきます。
そして、Facebookに集約させた情報を無駄にならないようにFBログでバックアップを取りつつ、写真はflicker、テキストはWordpress.comに連携させます。
この時のWordpress.comは、バックアップ専用に開設しておきます。

コンテンツになりうる情報は、しっかりと文章で書いて、ストックメディアである独自ドメインのWordpressやアメブロに投稿します。
ストックメディアの場合、検索エンジンからのアクセス誘導を主体として考えますので、何年後かにアクセスした場合に価値ある情報なのかということが判断基準です。
もちろん、WordpressにはSEO対策を施すようにしましょう。

ただ、Wordpress単体だけで運営しても、アクセスを誘導するのは難しいので、各種ソーシャルメディアにRSSなどを利用して、拡散していきます。
具体的には、Twitter、LinkedIn、mixi、Google+、Facebookなどを使います。

結局、一番反応を得られやすいFacebookに、フローメディアとストックメディアの両方で投稿したものを集約させていくイメージです。

ソーシャルメディアを連携させる場合、注意していただきたいのは、連携した先で誰かがリアクションした場合に、しっかりとレスポンスよくレスができるかどうかです。
もし、誰かがリアクションをしてくれたのに、スルーしてしまったら、逆ブランディングになりかねません。
日常的にチェックしていないソーシャルメディアへは連携しない方がいいでしょう。

あとは、これだけソーシャルメディアが乱立し、連携が可能になると、投稿がループしてしまったり、二重投稿される場合もありますので、連携の流れはその都度、確認しながら設定するようにしてください。
また、同じ投稿をいろいろなメディアに連携させると、ミラーコンテンツになる可能性もあります。

ソーシャルメディアの連携は、運営を格段に楽にしてはくれますが、しっかり考えないと逆効果になりますから注意してくださいね。