丸められた布団、布、袋
中身が見えないそこそこ大きなもの
何が入っているのか
本当は空のはずなんだけど
何かが、見たくない何かが入っている予感がして怖い
41年ぶりに親王が誕生したこの日、
品川の教会ではある男のご生誕記念コンサートが行われていた。
その男の名はROLLY。43歳。厄明けか?
この日は本物の教会で行われたので、
入り口にはミサのお知らせも張ってある。
「人を赦すということ」と書かれた張り紙を見て、
「人を殺すということ」と見間違えた私はちょっと荒んでいるのかしら?
それはそれとして、会場に入ると、ホールへの扉は右、中央、左の三箇所。
しかし、真ん中の入り口は閉じられている。
そこから入ると客席の後方から中央を通ってステージに行ける。
こりゃ、ROLLY様のご入場はここからくさいぞ。
はたして、劇的なSEに送られたROLLY様はそこからご入場。
ステージで開口一番
「病めるときも、健やかなる時も、富めるときも貧しいときも
この男を愛し、励まし、支え、貞操を捧げることを誓いますか?
誓う方は盛大な拍手をもってお誓いください」
もちろん誓いますとも!会場割れんばかりの拍手喝采。
そして弾き語りが始まった。
しかし、私の脳の音楽引き出しは全く狭く浅いので、
何の曲をやったのか覚えていない。
そうして一曲目が終わり、MC。
「レディース&ジェントルマン!
ボンジュール マドモワゼル
イタリアーノ スパゲティーノ タベテミーヨ!
イカガデスカ!」
…どこまでも誠実なROLLY様は弾き語りでもご自身のスタイルを崩さないのだー。
「今日は皇室にご親王様がお生まれになり、
同じ日にこのような時間が持てて忘れられない日となりました。
一曲目からいきなりチューニングのあっていないギターを持つとは…
忘れられない一日です。」
…合っていなかったのか…。
その後曲を重ね、私としては「スローソンの小屋」が聞けたのが大収穫。
ROLLY様がご出演された自殺サークルの曲もやって、
映画を見ていない私は見たくなったり、
ウクレレタイムやもちろんバースデーケーキの入場とハッピーバースデイの合唱もあり、
「このケーキは下がっちゃうの?
下がるの。
このケーキはあとで皆で食べましょうね」
とケーキ退場。
更に曲は続き、ROLLY様から盛り上がり方のレクチャーが。
「この曲に手拍子は…
前奏では手拍子で、歌に入ったら、わー!とか言うのはどうかな?」
そしてやりなおし。
仰せの通りに盛り上がると、ROLLY様はとてもお喜びに。
何度も繰り返してみたりして。
こういう返し方が好きなのね。
次からもその様に。
他にもコーラス指南があったり、
「いいでしょ、誕生日プレゼントだと思ってやってよ」
仰せのままに、といきたかったが、どこで入ればいいのか
タイミングが計れなかった。次こそは…!
しかし、この日はあまりやらない珍しい曲がコンセプトだったので
次があるかどうか。
それはそれとして、本日のメインイベント?
成功率60%の難曲に挑戦!
弾き終わって一番興奮していたのはROLLY様じゃないかしら。
「間違わなかったー!
失敗しなかったわー…
間違わなかった…」
と繰り返していた。
そうしてコンサートは終わり、会場には送り出しの曲が流れていた。
普通、曲がかかると帰り始めるのだが、
この日は皆最後まで席を立たなかった。
余韻を楽しんでいたのだ。
今日はROLLY様のお誕生日だけど、
客の方がたくさんのプレゼントをもらったような
そんな素敵コンサートだった。
曲も終わり外に出ると紙皿と箸を持った人がいた。
ホントにケーキ配ったんだー!
すごーい!あとで皆で食べようって本気だったのねー。
ステージ上の語りだけだと思ってた。
やるな。さすがはROLLY様だわ。
まぁ、私は出るのが遅くなったので、食べられなかったけどね。
ともあれ、お誕生日おめでとう!
これからのROLLY様の人生に幸多かれ!
しかし、翌日のめ○ましテレビ芸能コーナーの
親王と同じ誕生日の芸能人特集では一言も触れられていなかった。
それでこそ!