素敵な早稲田大学演劇博物館 | 江戸時間で暮す

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雨止んでさきほど

 

安西水丸展を見終え外へ出ますと、新しい村上春樹ライブラリー

のすぐそばに、対照的なクラシックな演劇博物館が。って、

もちろん、こちらが前からあるんですが。

 

入ったことあった気がしてましたが、まだだったかも、と

ちょいと寄ってみることに。

外観もそうですが、中も素敵な洋館で、照明も階段の手すりなぞ

も大好きな感じ。展示よりそういうとこをさっと見て。すると、

1階奥の部屋から音が聞えてきて。近づくと、映画です。

珍しく肉体労働姿の森雅之が学生服姿の船越英二を妹のことで

責めてる場面。脇のパネルを見ると、成瀬巳喜男監督の

「あにいもうと」で、観たことなかったか、と途中からだけど

しばらく観賞。席はがらんとして、観てたのは年配男性一人。

久我美子の出立ちがとても可愛らしくて、いい。

船越英二を責めた原因の妹ってのが京マチ子で、あらまぁ。

母役 浦辺粂子がつくるおはぎがものすごく大きくてびっくり。

森雅之と京マチ子の激しい喧嘩が始まったとこで、再びささっと

館内見学へ。また映画に戻って、おしまいまで。

 

あの空間で古い映画を観るっていいな、また機会あれば、と。

自転車圏内だったらどんなにいいしらん、と。

 

DO DO ITS A GO GO 7 7 7 GO !

 こんな窓辺に寄りそう人の瞳に憂いの深い色 歌織