陳情令

2回見ました。
批判を恐れず言うなら1回目は、それほど面白いと感じなかったのです
。
しかし、こんなに人気のドラマなので
これでは悔しいわ、とよくわからなかった内容を理解するため
アニメの魔道祖師を見て流れを復習すると

なにやらようわかりました。
ネタバレの感想です。
描かれた世界が、誰も思うように生きれない切ない展開が多かったと思いました。
そしてそこで描かれる家族愛のなかで兄弟姉妹の愛情が深いところが、心を揺さぶられたところです。
兄弟姉妹愛



魏無羨と江澄そして江厭離の関係は涙なくしては見れないシーンがもう中盤から目白押しで。
なかでも、魏無羨が江澄に自分の金丹(修行で得た全ての霊力)をあげた、っていう事実。
口ケンカばかりしていたのに、それできるって最大の愛ですよね。
自分の父親からの愛が少ないように感じてコンプレックスもあり複雑な気持ちもあった過去もあるけれど、いつも魏無羨のことを気にかけてきた江澄。
金光瑶に捕まった時、江澄は2回も言います。
「魏無羨…先に誓いに背き、江氏を裏切ったのは誰だ?言ったよな?
将来、私が家主で、お前は配下となって一生、私を支えると…
″姑蘇の双璧がなんだ?雲夢は双傑、江家を裏切りはしない″と…誰の言葉だ?
…誰の言葉か答えてみろっ!すっかり忘れたのか?!」
「お前は言った、将来、家主になった私を配下のお前が一生、支えて行く…
雲夢江氏を永遠に裏切らないと…お前の言葉だぞ?」
江澄は信じていたんですよ。
雲夢江家を二人に担う将来を。

でも、魏無羨は温氏の残党や温寧・温情と雲夢江家を出ていった。
それは、魏無羨の正義だったけれど、江澄には裏切りだった。
この物語には、これが完全に正しいというものがないように思います。
残虐を尽くした温氏が滅ぼされるのは正義。
しかしだからといってやられた恨みをその一族みんなにやり返すのが正義なのか?
権力を握った金氏が
今度は、他を圧してくる。
温氏とともに過ごす魏無羨が、それでめでたしめでたしか、というと
何より愛する江厭離姉とも会えない関係になってい来、寂しさは募ります。
そういう事柄の描き方が、このドラマの深さだと思う。
一つの意志を通しこれで良かった、という面と、そうした事で、思い残すところがあるのが人の心のありようだと思う。
姉の結婚式にも出れなかった魏無羨が、姉の子の祝いに参列できるというめでたい日に向けられた罠。
温寧が、金子軒を殺してしまうなんて



あのシーンは、魏無羨同様、わたしもあまりのことに思考停止しました。
金子軒は、自分の好きな気持ちもスパッと言えないウジウジくんみたいでなんでこんな男がいいのかお姉さん、と思ってはいましたが。
まさか、こんな死を遂げるとは
。
その後の江厭離姉の死の場面は、なんかそうなりそう、危ないって見てたから哀しいけど予想できたけれど。
魏無羨と藍湛

そして魏無羨と藍湛の関係は、金氏主催の狩りの大会のとき、乱葬崗から戻った魏無羨が邪道に落ちるのを心配して言い募る場面が、印象的でした。
「わたしは、君のなんだ?」とお互いに言いあうところ。
”私は、あなたの何?”って聞くのは、好きなヒトに対してじゃないですか

いや、あのキュン場面は深くしてほしかったね。
ま、中国ではムリということらしいので、わかりますが。
あのあたりでは、魏無羨は金丹をなくして彼らとは同じように生きられないことをしっていたから距離を置こうとしたのでしょうね。
すごく魏無羨がツレナクて藍湛の方が、一方的に想い寄せてる感じがしましたね。
その育ちから自分を厳しく律して育ってきた藍湛。
母にも思い切り甘えられず育った藍湛の心にズカズカ入ったきた魏無羨。
はじめは決まりを守らないどうしようもないヤツだとおもっていたろうに、その心持ちの高さや暖かさを知り、信頼していったのでしょう。
その後、不夜天の決戦へと向かっていくわけですが、ここの戦への流れになんともやるせない気持ちになります。
理解するよりも、攻撃して排除するほうが不安を解消できる方法なのだ、という人の心理が悪の標的を求めてしまう。
16年後に藍湛が魏無羨と出会った時、その容貌は変わっていたけれど、魏無羨と気づいた。
それからの藍湛は、16年前の不夜天で一緒に戦わなかった後悔を胸に、常に魏無羨の味方になりました。
魏無羨が、なんで俺だとわかった?って何回か藍湛に聞いていたけれど、あの笛の曲が二人しか知らない曲だったんですね!藍湛が作った曲”忘羨”だったんですよね。
藍湛は、言葉も少なく表情もクールなので、その行動で魏無羨への愛を感じることができました。
なかでも、温苑(ウェンユエン)が藍愿(ランユエン)だった、というところは、えええっ
と驚くとともに号泣



温寧と温情


この二人も、キーとなる大きな関わりを持っていました。
途中まで温情と魏無羨か、江澄かどちらかと結ばれるのかな、と思って見ていました。
しかし、温情が心底愛したのは弟の温寧でしたね。
医者としての使命を全うしようとする温情は、素敵でしたね。
魏無羨を動けないようにして、死に向かった彼女。
でも、彼女が常に守ろうとした温寧が、その後魏無羨によってまた救われ、彼と共に生きたので温情は、あの世で安心したでしょう。
兄弟間の愛情が深く描かれるなか、親子の愛が切断された家族が多かったように思います。
孟瑶(金光瑶)と薛洋

後半の謎解きの部分の話がボリュームがあり、また独特の世界感のなか薛洋という人物は際立っていました。
ここまで、犯人側の人と歴史を見せる展開に、”原作はどこまで描いているのか!”と驚くばかりです。
薛洋役ワンハオシュエンは、最初出てきた時から、インパクトがあり、なりきった演技が秀でていると感じました。

そして孟瑶も、最初から腹黒い女子感だしていましたよね?(男性だけど)
しかし、そこまで大物の悪役だとは思っておらず、最後の方の悪行の数々があらわになり、驚きましたね。
孟瑶が、何をしたのかまとめたくなって新しいブログの方に下書きしました。
が、今SLLの更新がうまくいかずスムーズに見れない状態なので、もっと詳しく書いてみます。
最終回
そして最終回なんですが、またはっきり意味わからない感じです

全てが明らかになり、藍湛と魏無羨は旅を続けるのかと思いきや、二人は別の道を選びました。
山の上で、反対方向に向かう二人。
ここで終わりではなく、また魏無羨が笛を吹き、振り返るシーン。
そして藍湛が、聶家の仙督になった、ということですよね。
中国版の終り方と違うということで調べましたが、内容は同じで映像の順番が違うということらしいですね。
旅から帰り、笛を吹く魏無羨に藍湛が気づき再会して終わる、みたいな。
だから、最後のシーンは、すぐではなく、再会したシーンということなのでしょうかね。
中国ドラマみていると最終回であんぐり
は、ままあることなのでこれくらいの最終回はまだわかりやすい方ですね。
扶揺フーヤオ見たあと、どんだけぐぐったことやら。

U-NEXTで見れるのが、8月いっぱいとわかったので残念な気持ちです。