先日、公民館で行われている”漢詩を作る勉強会”に行ってきました。
忘れないうちに、教えてもらった内容をまとめたいと思います。
この会は、漢詩を作る、という漢詩とはなんぞや?もようわかっていない
ふーみーには、ハイレベルな会なのですが
とにかく漢詩について知りたいので参加していきたいと思っています。
中国ドラマ時代劇にも、よく引用される漢詩。
それがもっと理解できれば良いなぁ~と思っています。
今回、ジャン子さんも一緒に参加して私たち初心者のためテキストもいただきました。
この日は、蓮の花についての漢詩を学びました。
荷花-蓮花
くーふぁ 、れんふぁと発音されてました。
まず、蓮花が中国においてどんな文化的シンボルか、というお話。
1.高潔な君子の人格・・・泥より出でて泥に染まらず{泥水の中で育つ蓮(ハス)の花が、少しも泥に汚されず清らかな大輪の花を咲かせることに由来する言葉}
2.清廉潔白な節操・・・「愛蓮説」 北宋時代の儒学者で理学の創始者周敦頤(しゅうとんい)による 蓮の花が泥から出て泥に染まらない高潔さを称え、世俗に流されることなく、心の清らかな自らの態度を表し、当時の世相を風刺した文 蓮は花の中の君子
3.調和に満ちた幸せなくらし・・・荷・和・合→発音が同じ
和合二仙 家庭円満のシンボル 中国の民間信仰や道教において、夫婦和合や家庭 円満、幸運をつかさどる2人の神仏の総称。
子孫繁栄や夫婦円満の意味あいもある
4.仏教の花・・・仏教の聖なる花 観音菩薩様が連華座に座する姿
日本ではこの仏教の花というイメージが強いのではないか。
(お葬式などで蓮の花のデザインを見るね)
中国では、円満のシンボルなので祝いの際にも使われる。
そして荷花を詠った有名な3つの漢詩を教えてもらいました。
曉出淨慈寺送林子方 楊万里
南宋の時代「中興四大詩人」の1人

畢竟西湖六月中
風光不與四時同
接天蓮葉無窮碧
映日荷花別樣紅
bìjìng xī hú liù yuè zhōng
fēngguāng bù yǔ sì shí tóng
jiē tiān lián yè wú qióng bì
yìng rì hé huā bié yàng hóng
曉に淨慈寺を出いで 林子方を送る
やはり西湖の六月は格別で
その風景は他の季節とはまったく異なる
空に届くほど蓮の葉が果てしなく青く広がり
陽光に映える蓮の花はひときわ鮮やかに紅い
訳はAIより。
【友を見送る際に送った詩】
友を褒め称えた詩と先生は言ってました。友達が林さんね
小池 楊万里

泉眼無聲惜細流
樹陰照水愛晴柔
小荷才露尖尖角
早有蜻蜓立上頭
quán yǎn wú shēng xī xì liú
shù yīn zhào shuǐ ài qíng róu
xiǎo hé cái lù jiān jiān jiǎo
zǎo yǒu qīng tíng lì shàng tóu
泉の源は音もなく、細い流れを惜しむように湧き出る
木陰が水面に映り、晴れた日の柔らかな光を愛でている
小さな蓮がやっと尖った芽を水面に出したばかりなのに
もうトンボがその先にとまっている
先生が、この漢詩を絶賛されてて、もし今の時代なら心洗われるこの風景をスマホで
撮ったことでしょう。でもこの時代、カメラもないのでその蓮の花にトンボがとまった瞬間を詠ったんですね、と言われて、それが私の心に響きました。
きれいなモノを見た時、すぐにスマホのカメラを起動してしまうけれど、その瞬間を詩にできたら、後世にも遺ると。
采蓮曲 王昌齡
唐の詩人

荷葉羅裙一色裁
芙蓉向臉兩邊開
亂入池中看不見
聞歌始覺有人來
hé yè luó qún yī sè cái,
fú róng xiàng liǎn liǎng biān kāi.
luàn rù chí zhōng kàn bù jiàn,
wén gē shǐ jué yǒu rén lái.
蓮の葉と薄絹のスカートは同じ緑色に染められ
蓮の花はその顔の両側に咲き乱れている
池の中に入り込んでしまうと見つけることができない
歌声が聞こえてきて、初めてそこに人がいると気づく
蓮を摘む女性たちの服が緑色で、摘む娘らの頬は花と同じピンクで、どこに彼女らがいるのかわからないが、歌声でそこにいるとわかるという色彩鮮やかな詩です。
作り方においても、インを踏んでいるというのが重要みたいです。采蓮曲は、その点も素晴らしいとのこと。
最後の言葉がáiやāiで終わっていること。
お話してくださったのは先生という立場ではない、とおっしゃっていましたが
雲南省出身の女性の方で日本語もとてもお上手で、わかりやすくお話してくださいました。
この時にも、お会いした方です。
添削してくださる先生は、本部にしかいらっしゃらないとのことですが、
ふーみーは漢詩作るにはまだまだ基本もわかっていないので、いろんな漢詩をまず知りたいと思っています。
ではまたね~