<2024年3月30日>
3月最後の週末、昨日は2月末に途中撤退した父鬼街道を歩いてきました。
今度こそ前回間違って進めなかった道を歩いて踏破のつもりだったのですが・・・・。
今回もまさかの展開となってしまった街道旅、ご覧下さいませ~。
(前回は→ 父鬼街道②(光明池→父鬼) | Eddie's Diary (ameblo.jp) )
前回の流れなら途中断念して帰宅のためにバスに乗った父鬼バス停から再スタートとなるのですが、帰宅後に旧街道かもしれない道があるのが歴史の道報告書から分かりました。
なので2km少しさらに戻った地点から歩くことといたしました。
ということで小川口のバス停から出発です。
前回は昔からの国道170号線を直進したのですが、今回はバス停から左へ入っていきます。
国道よりは旧街道らしい趣きがある道を進みます。
歴史の道報告書によるとこの先まっすぐですが消滅してるので道なりに....。
このあたりから旧道ルートに戻るようです。
しばし杉の植林地の中を歩くと・・・・
集落に入っていきます。
前回国道に案内の出ていた阿弥陀寺の前を進んで行きます。
右手を見ると父鬼川がかなり低い所を流れてます。
歴史の道報告書がどこまで正しいのかが不明ですが、ここまで歩いて前回の国道の進み方や曲がり方などを思い起こすとやはりこちらが旧街道であろうかと感じました。
この橋を渡り前回のルートに合流、その際にアップした側川のバス停の所になります。
小学校前の桜の木、1ヶ月前は裸でしたが、昨日は花がほころびかけていました。
前回と重複する所は割愛、一気に父鬼バス停までワープします。
バス停から坂を登っていくとトンネルを抜けて行きます。
昔は右手の川べりの崖を通ってたのかもしれません。
トンネルの手前に役行者が祀られてましたが、この階段むっちゃ危なそうです。
トンネルを出た所に崖を登る道がありましたが、もしかしたら川の際でなく山の崖を通ってたというのもあるのかなとちょっと思ってしまいました。
であると山を切り崩してトンネルを作ったのか?となるのですがどうでしょうかね。
大きな家ばかりが目立つ父鬼集落です。
街の南端は山にへばりつくように家が建ち、川側はもぎりぎりの所に建てたようで、歩く人の目線に1階の屋根が来ていました。
集落を抜けて左→右へと分岐し七越峠へと向かっていきます。
旧国道は鍋谷峠を通ってるのですが、七越峠の方が古道なのでそちらへ進みます。
10年ほど前に国道480号線の新ルートが開通し、その脇を街道は進みます。
かつて歩いた方のWebではこの辺り森の中だったようです。
国道をくぐり山の中へ入っていきます。」
去年からどういうわけかスギ花粉症の症状があまり出なくなりまして、「大変多い」の日でも数回くしゃみが出る程度にとどまってまして、こんなスギ植林のなかでも快適に歩けました。
途中古い石積みがあり上は平坦な地面になってましたが、かつて人が住んでいた跡かも??
車止めのゲートを脇から入り少し歩くと・・・・
地道に入り七越峠へ向かいます。
ここですね、前回間違えて直進してしまった場所は!
今回はしっかり道標を確認して右へ折れて行きました。
九十九折れの急な坂を登っていきます。
けっこうキツイ・・・・。
急な坂の途中に丁石と石積みが残ってました。
丁石があると事前予習で把握してましたので、正しい道を進んでるのは間違いなしです。
ひたすら登り続けてますが、なんとなく既視感を覚えて仕方がありません。
と思ってたら以前見た記憶のある風景が・・・・。
この右下には地道が通っています。
10分少し前に左手から合流する道があったのですが、どうも前回間違えた道だったようです。
このまま進むと前に2方向・後ろに1方向に分かれるこの地点にたどりつきます(前回ゴール)。
臆せず進むべきだったのかもしれませんが、やはりどこかで道を間違えたのかも?という気持ちを拭うことができず、上の写真の地点でリタイアすることとしました。
この父鬼街道、どうしますかね。
あっさり諦めるのもありですが、やはり踏破をしたいものです。
当方の旧街道歩きのルールは起点から終点まで一方通行で逆行はしないことにしてますが、ここは例外として終点の和歌山側から七越峠へ向かい父鬼集落へ下りてもよいかなと。
そんな風にも少し考えてます。
ただ昨日帰ってから再度あれこれ検索をかけると、どうも素直に登っていけばアスファルトの地蔵の立つ峠にたどりつけるようなので、懲りずに父鬼から登っていくべきかな、とも....。
道が正解かどうかはともかく、七越峠の少し手前までは来てるのは間違いなさそうです。
しばらく思案を重ねた後、どうするかを決めたいと思います。
リタイアして山を下りたら1日に5本ほどしかないバスは2時間20分の待ち。
やむなくバス便が増えるバス停まで1時間ほど歩くことにしました。
敗北感もあって足腰の疲れを感じる土曜の午後となってしまいました