こんにちは。
今回の記事の対象は下記の方です。
☑ 公立小学校へ通っている小学生
☑ 地元公立中学校へ進学予定の小学生
保護者懇談を行っていますと、「勉強のやり方を教えてください」という声がよく挙がります。
もちろん塾でも指導しているのですが、結局、ダイエットを目指す人がダイエット本や自宅でできる運動器具を買って、買った時点で満足して行動に移せない人が多いのと同じで、行動に移さないと効果はありません。
そして、最も大切なのは現在の位置と目指す位置を明確化することです。
これは目的意識と換言してもよいでしょう。
例えば、小学校低学年であれば、
(1) 計算力を身につけさせたい
(2) 読解力を身につけさせたい
(3) 思考力を身につけさせたい
(4) 英語力を身につけさせたい
など、目的に応じて取り組む内容も変わります。
そう考えると実は小学校低学年というのは大学入学までの学力を左右する大切な時期ですので、やるべきことをしっかりやっておかねば後で手遅れになる(または既になっている)生徒も多く見られます。
(1)の計算力を強くしたいのであれば、某チェーンのような計算塾でも良いでしょう。
ただし、やめ時が肝心です。
何度も言っていますが、正直、計算塾に小学校高学年や中学生まで通っている生徒で「賢い」生徒をこの30余年、見たことがありません。
いくら計算が速くても、高学年になれば文章題や図形の配点の方が高くなりますし、いくら先取りしたとしても、その学年になれば何もやっていない生徒にも追い抜かれてしまいます。
一般には小3がやめ時と言われていて、その後は文章題や図形などの思考問題に取り組ませることで中学進学後も数学が得意になる傾向が見られます。
読解力や思考力、英語力でしたら当塾のコンテンツでも講座がありますので、そのような講座を利用して、いわゆる「課金」してレベルアップを図るのが早いものです。
それをしないならば、読書習慣を身につけさせて、脳内で活字の映像化ができるようにしていくのが王道でしょう。
高学年ともなると勉強が本格化しますので、難しい問題にも遭遇することとなります。
お子様の性格によって勉強のやり方や取り組み方は異なるので一概には言えませんが、どのお子様にも共通して言えるのは、
算数は訓練!
ということです。
市販のドリルなどを利用して1日10分でも毎日継続することで強くなっていきます。ご相談くだされば、塾専用教材のご紹介もできますよ。
問題は国語でしょうね。
低学年でしっかり読解基礎をやってこなかった生徒さんはここでつまずきます。
今さら読書で、というのも通用しないでしょう。
やはり当塾の速読解・思考力講座が強いのですが、それを受講しないとなると…
地味に読書を続けて活字の映像化、ドリルなどで漢字練習を繰り返すことが王道となります。
真剣に読解力や表現力を鍛えたいならば、その文章について対話形式で読み取りを深めないといけません。
「どうしてこの時、この人はこんなことを言ったと思う?」
「う~ん。相手の言葉に腹を立ててそう言ったのかな。」
「では・・・」
と続くわけですが、おそらく家庭では無理でしょうね。
だからこその塾なのです。
特に国語の読解力や表現力は一朝一夕に成せるものではありませんので、こちらもやはり根気強く継続していく必要があるのです。
ちなみに学校の国語のテストは読解力を測るものではなく、授業で行った内容の確認、つまり記憶力を測るものですので、真の国語力とは全く異なるものだということも加えておきます。
国語は全ての科目の基礎基本!
小学生のうちにしっかりと身につけさせておくと、中学、高校へ進学してから困ることも少なくなるでしょう。
まずは1日10分の読書習慣から取り組ませてはいかがでしょうか?
ゲーム、YouTubeはビジュアル情報が多いので、その時間が長くなればなるほど想像力や国語力は低下していくと思ってください。
そのためには保護者様はお子様の時間管理を徹底することが肝要です。
「やることやったら、やりたいことをやっていいよ」
これは親力ゼロの人の常套句。
そんなことを言ってしまってはお子様は質は関係なく、とにかく早く終わらせようとします。
何時から何時は勉強、というようなおおまかなタイムスケジュールを組むことが親の大切な役割なのです。
「やることがない」
というお子様は「やりたくない」と言っているのと同じ。
そのためにドリルなどを買っておけばよいのです。
ただし、お子様の学力に合わせたもので、達成感や満足感を与えられるレベルのものでないと逆効果になってしまいますので要注意。
その他、お子様の学力や環境によって、アドバイスは十人十色です。
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