こんにちは。

 

EDIXの中学受験コースでは、毎週のCテストや5週に1回のAテストで習熟度を測り、現状を把握しながら目標へと進ませています。

 

「うちの子は勉強がわかっていない」

 

という言葉は昔からよく聞く言葉ではありますが、その言葉は

 

「親が勉強のやり方、子どものフォロー法を理解していない」

 

と表裏一体とも言えます。

 

我が子が合格できるように学力を高めたい気持ちは痛いほどよく理解できます。

 

ただ、お子様の現状やポテンシャルを無視した指示を出したり、

 

そもそも親からの指示がピント外れだったりした場合は負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

4月の国語で「手紙文・敬語」について学習した際、私は毎年恒例の宿題を出しました。

 

私に対する手紙を書くことです。

 

テキストで習うより、実際に自分で書いた方が実践的な敬語の勉強になりますし、形式も身につくものです。

 

毎年、その手紙文を読むのですが、ある子がこんなことを書いてきました。

 

「親は熱心に勉強を見てくれるのですが、私としてはどうして中学受験をしないといけないのかわかりません」

 

かなり要約してありますが、その子の手紙を読んで、とても寂しい気持ちになりました。

 

そのご家庭では中学受験の目的が親子間で共有されておらず、表面的に学力向上だけを目指しているのです。きっと志望校も親が決めるのでしょう。

 

毎年、思うことがあります。

 

誰のための受験なのか。

 

誰の人生なのか。

 

子どもは親のアクセサリーやペットではありません。

 

1人の人間として尊重しつつ、親子で健全な中学受験に取り組みながら、お子様の人格形成に役立ててほしいと切に願います。

 

実際、中学受験を経た中学生は公立中の生徒とは比較にならないほど精神的にも成長しており、強い「個」と成長しています。

 

自分の歩んできた道の失敗を我が子には経験させたくない。

 

先の憂いを取り除いてあげたい。

 

それはそれで親心。

 

理解はできますが、それならば、学習指導の前にもっともっと親子の対話を重視してほしいものです。

 

・中学受験の意義

・志望校

・中学生になったらどんなことがしたいか

・今、何が一番辛いか

・この辛さの先には何が待っているのか

 

などなど話すことはたくさんあります。

 

「うちの子はまだ将来の夢や目標がない。」

 

という保護者様もいらっしゃいますが、本当にそうでしょうかね。

 

実はあるのですが、親に言うと頭ごなしに否定されたり、ネガティブなことを言われるから親には言わない、という生徒もいるのです。

 

こんなことを話し出したら、つい熱くなってしまう私ですが、今回はEDIXで行われているCテストの見直し(文系編)について紹介しますね。

 

<Cテスト見直しについて>
 

各科目によって取り組み方が若干異なります。

【国語】
①読解問題 → やり直し不要(時間の無駄です。その時間があったら他の勉強をやった方が建設的)
 

 読解問題は「使い捨て」です。初見の文章でどれだけ解けるかがポイントとなります。
 はっきり言います。
 学力を上げたいのなら、合格したいのなら、読解問題はやり直さないでください。
 間違えたところだけ、どうしてそうなるのかを解説を見ながら確認して理解してください。 
 その「ポイント」だけをノートにまとめればよいのです。

②言語事項・漢字
 知識系はやり直しましょう。そもそも学校のテストや入試では自分の解答用紙をコピーでもらうなどということはありません。帰宅後、もう1度解いて、自己採点を行い、間違えたところは練習し直し、覚えなおし、再挑戦、と反復学習が求められます。

【社会】
国語の言語事項・漢字と同じ取り組み方で結構です。
ただし、間違えた問題の「周辺」まで復習できるとベターです。
たとえば、鎌倉新仏教の開祖は6人いますが、テストでは問題数の関係で1~2名しか出題できません。
それを間違えたということは他の4~5人も覚えているか怪しい、となります。
この場合、他の4~5人の開祖についてが「周辺」となります。

効率よく、無駄なく、学習に取り組めるとよいですね。
 

そして、親は過剰に貪欲にならず、お子さんの気持ちに向き合いながら「応援」をお願いします。
 

受験するのはお子様たちであり、主役はお子様たちなのですから。

 

親がいなくても生きていける子どもを育てることが、子育ての最終目標だと思うのです。

 

まだ早い話かもしれませんが、私も一人の親として、交通事故や急病で突然、この世を去ることになったとしても家族は生きていけるように日々、尽力している次第です。

 

実際に数年前に腸内穿孔、腹膜炎、敗血症を突然発症した際に、人生とはかくも儚きものなのかと痛感しました。

 

医師からは生存確率20%と宣告されながらも、1か月ほどの入院の末、現在に至ることができています。

 

日々、生きていることに感謝しつつ、我が子を自立させることが余生のミッションだと思って生きています。

 

そのための手段の一つが中学受験であり、親としては、精神的にも思考的にも賢い子どもになってくれることを願うばかり。

 

その2つがあれば、将来、経済的にも強い人間になってくれることでしょう。

 

親が学習指導に口出しをし出すと、多くのお子様は精神的にダメージを受け、ストレスから肉体にも何かしらの影響が出るはずです。(つまり、ろくなことがない)

 

その原因を他者に向けるのではなく、自分自身に向けることもまた、親の大切な役割なのかもしれませんね。

 

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