こんにちは。
令和７年（２０２５年）度から名古屋女子大学が男女共学となり、名称が変更となります。
名古屋葵（あおい）大学
学園は「男女共同参画が進み、性別に関わりなく個性と能力を十分に発揮できる社会現状を踏まえての決断」と説明しています。
一方、同大短期大学部は24年度入学生を最後に学生募集を停止します。
23年5月時点で定員610人に対し在学生は半数以下の301人。
さもあらん、という結果です。
なお、それに伴い
名古屋女子大学中学校→名古屋葵大学中学校
名古屋女子大学高等学校→名古屋葵大学高等学校
と校名変更されますが、中学・高校では女子教育が継続されます。
共学化の一因は少子化による入学生の減少とも言われています。
男子校・女子校がこの波は止めるには、よほど強い魅力を作らねばなりません。
進学（就職）実績・部活動・その他の取り組み内容など。
かつての津島女子高等学校は共学化して清林館高等学校となり、校舎も愛西市に移設。国公立大学への進学実績を大幅に伸ばしました。
守山女子商業高等学校は共学化して菊華高等学校としましたが、進学実績は今のところ四年制私立大学中心。
愛知女子高等学校は女子校を貫き、現在は啓明学館高等学校という校名。菊華同様、今のところ大学進学実績も四年制私立大学中心となっています。
かつて三大女子高校と言われていた上記の学校ですが、進学実績においては清林館高校の一人勝ち状態ですね。
清林館高校は指定校推薦枠が多いことでも有名ですが、清林館高校の先生が私にこっそりとこんなことを教えてくださいました。
「清林館高校は過去に看護科があった名残で医療系の大学への推薦枠も多いんですよ。」
看護系の大学進学に興味ある方は頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
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