こんにちは。
期末テストの結果が返却され、私も塾生の結果を眺めているところですが、
!?
なんか軒並み低いな…。
と思いきや、平均点を調べてみると、
【参考:T中学校1年】
英語 46.0
数学 54.0
国語 46.5
理科 47.8
社会 46.6
なんじゃこりゃー!?
のレベルです。
数学はなかなかまともな平均点ですかね。
通常、序列をつけるテストは平均点が50~60点になるように作るのです。
例えば、愛知県の公立高校入試の平均点を見てみましょう。
※愛知県教育委員会HPより
22点満点なので、例えば令和5年度のものを100点換算すると、
英語 57.7
数学 69.0
国語 67.2
理科 55.9
社会 52.2
となります。
令和5年度からマークシート導入で数学や国語の平均点が上がっていますね。
来年度(現中3生)は数学と国語の問題の難化に注意しておいてください。
その他の科目はやはり50~60%が平均点となっています。
自分のテストの点数だけを見た保護者、本人の中にはパニックになる人がいるかもしれません。
それは、絶対的な数字しか見ていない人です。
我々は相対的な数字を重視します。
例えば模試でいえば偏差値、校内テストであれば平均点がそれにあたります。
たとえば、絶対的な数字しか見えていない人は点数が60点から70点になったら喜ぶかもしれませんね。
「10点上がった!」
と。
ただ、先ほどの点数に架空の平均点を並べてみますね。
①結果60点(平均点50点)
↓
②結果70点(平均点75点)
さあ、どうでしょう。
果たして、この生徒は「上がった!」と喜んでよいのでしょうか。
①では平均点+10点取れていたのが、②では平均点-5点となっています。
むしろ、下がっているのでは?と考えるのが普通でしょう。
絶対評価とはいえ、全員が5になることも、全員が1になることもありませんよね。
およそ分布しているはずです。
何が言いたいのかといいますと、
定期テストが返却されたら平均点を確認すべし!
平均点+20点以上だったら、通知表5のチャンス!
ということです。
このあたりの平均点はかなり不安定で40点台だったり、60点台だったりしますので、その回のテストの質によって点数も乱高下します。
絶対的な点数に一喜一憂しないように。
暴論だ、机上の空論だ、と言われるかもしれません。
「でも絶対評価ですよね?仕組みが変わったのですか?」と言われる頭の固い保護者もいるかもしれません。
不毛な争いを避けるため、信じるか信じないかはあなた次第、と言っておきましょうか(笑)。
今日はここまで。
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