こんにちわ ニシ子です。
みなさん、4月号巻頭特集「オトナ女子に観てほしい 春&GWベストシネマ」、読んでいただけましたか?
今年のアカデミー賞でもノミネート・受賞された作品から、話題の日本映画まで、映画好きの私もこの特集を見ながら、春の映画観賞巡りの計画を立てているところです。
で、早速先日紹介されていた「わたしを離さないで」を観てきました!
英国を代表する、日系作家、カズオ・イシグロの小説を映画化した本作。
舞台は1990年代のイギリスの田園地帯。外界から隔離された謎多き寄宿学校で生活するキャシー、ルーシー、トミーの3人。
恋と友情が複雑に絡み合いながら成長していくのですが、彼らの“生”にはある秘密が隠されていたのです。
美しいイギリスの風景をバックに、物語は静かに坦々と進んでいきます。
観ているうちにジワジワと悲しみが広がっていく、切なくも美しい作品でした。
何よりも主役のキャリー・マリガンが素晴らしい!
寡黙だけど、芯の強さや深い愛情を胸の奥に秘めているキャシーを見事に演じきっていました。
レオナルド・ディカプリオと共演する「グレード・ギャッツビー」など、話題作への出演が決定している彼女。
以前、「17歳の肖像」でアカデミー主演女優賞にノミネートされましたが、アカデミー賞を獲得する日はそう遠くないはず!
その他、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ、シャーロット・ランプリングなどのキャストの名演も必見!
ぜひ観に行ってくださいね。
ちなみに、この作品の監督マーク・ロマネクはミュージックビデオの監督としても有名な人。
マイケル・ジャクソンの「SCREAM」
Beckの「Devil's Haircut」とか、私も学生の頃よくMTVでよく見ていました。