(距離的にも時間的にも命懸けの作業を行っている方達に必要な線量計測器の話ではない)
台所で火を使っていて指の先に負う程度の火傷なら、
まず水で冷やし続けること、油を塗って空気に触れないようにすること、
といった応急処置を、医者に頼るまでもなく誰でも知っている。
放射性物質(放射能)にも何種類かあって、放射線にも種類があり、
それぞれに応じた対処の仕方があることは、
連日の報道や、ちょっとした本などを調べれば、分かってくることがある。
その程度のもの、と言えばそれまでかもしれないが、
このカンの政府の発表には、一切ない。
「安全基準値」を超えた、超えないの「測定」の話ばかりだ。
たとえば、野菜に付着した放射能の一種ヨウ素なら、水で洗い流せる。一枚目の皮をはぐだけで問題ないこともある。
たとえば、水に溶け出したセシウムはゼオライト(沸石)によって9割を吸着させることができる。
水に含まれるヨウ素なら活性炭などなど。
今日、野菜の一部について出荷規制が解除された。なんでも一週間に一度「測定」した結果、「安全基準値」を超えなかったからだそうだ。
はあ? 放射能や放射線は、時間的に推移する。また、基準値を超える「測定」がされたら、またぞろあのザッパク極まりない仕方で規制するつもりか。いい加減にしやがれ!
そもそも誰のための「安全基準」なのか、そろそろはっきり説明したらどうだ。
誰も現内閣の言うことを信用してはいない。しかし放射能というわけのわからんものはコワイ。
そこへもってって政府のわけわからん「説明」というか「無説明」が、いたずらに不安カンだけを増大する。
農林水産大臣の、あの鬼の首でも取ったかのような会見は一体なんだ?
も少し、コメを憂える悲しみの情があってもいいんじゃないか。
コメの作付けの基準まで、この人らに云々されるのは、たまったもんじゃない。
