つい日本のところばかり読んでしまう。もしくは日米関係の「軌道」のところばかり。
だから、お門違いなツッコミを入れたくなったりする(笑)。こういうのを「島国根性的読み方」という(爆)
第6章1日本―ミラクル後から現在まで のなかに「日本は米国に売り渡されたのか」という見出しを発見、すぐに飛びつく(笑)。小泉・竹中改革、郵政民営化に関しての一節。著者は、売り渡してはいないと結論する。その理由は、
米国では郵便局は政府が運営している。
それはそうかもしれないが、米国のネオ・リベラリズムに、もしくはその市場原理主義に、日本を売り渡したと言うことはできるだろう。「規制緩和」は少なくともリーマンショック前までは、アメリカのお家芸だったわけだから。
その置き土産が「郵政民営化」だった。
ま、著者のヴィートー氏は、ハーバード・ビジネススクールの人気教授である。これは授業であって、教本だ。
政策の張本人ではないので、教授ないしは、教授の本に当たり散らしても仕方がない。
逆に言えば、ツッコミどころ満載の、突っ込むにたるだけの論点、視点を、世界の8つのエリア(軌道)にわたって、明快にして見せてくれているという意味で、かつてない名授業と言えるのだろう。
あ、「貯蓄とFX」の話を忘れてました(笑)
(続く)
- ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方/リチャード・ヴィートー
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
- フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのか/ジョセフ・E・スティグリッツ
- ¥1,890
- Amazon.co.jp