「パーソナル・ブランディング」批判(5)プレミアム戦略 | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks
1. プレミアムは、大衆に迎合しない
2. プレミアムは、情緒的価値がある
3. プレミアムは、希少性がある
4. プレミアムは、顧客がきめる
5. プレミアムは、派手な広告・宣伝はしない
6. プレミアムは、ストーリーがある
7. プレミアムは、大量販売しない
8. プレミアムは、特定の者のみ魅了する


遠藤功著『プレミアム戦略』(東洋経済新報社)が定義する「プレミアム」の条件は上の通り。

Twitterのフォロワーの方のサイトのお陰で思い出しました。

この本に出てくる事例は、

レクサス、ポルシェ、ベンツ、BMW、フェラーリ、ルイ・ヴィトン、カルティエ、エルメス、パテック・フィリップ、セイコー、ミキモト、千疋屋、虎屋、川端道喜、アメディ、タケダワイナリー、ザ・プレミアム・モルツ、星のや 軽井沢、大塚製靴。

まあほとんどが高級ブランドです。

ここで注目いただきたいのは、これらブランド名には「個人名」が多いこと。たいていが創業者の名前です。

すなわち「パースン」です。

いろいろ考えさせられます。


「キャッチコピー」ではなく「戦略」としてのプレミアムを。

これが、この本のメッセージです。


【このテーマを確立していくための参考書④】

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東洋経済新報社
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