電子書籍の実験(4):日経パソコン オンライン | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

タイトル、「電子書籍の歴史と実験」にすべきかもしれません(笑)。


加えて昨日の「でじたる書房」ネタ については、フリーソフトよりも、


マクロマインド・ディレクター、マクロメディア(→アドビ)、ボイジャー・・・の、電子書籍の歴史その揺籃期をたどる記事にすべきでした。これについては、またあらためます。


「日経パソコン」は、ご存じのとおり書籍ではなくて雑誌ですが、「紙と電子の協創」という観点から大変参考になるサービスを長期にわたって継続しているマガジンです。


もちろん、この観点から見て参考になる雑誌は他にもありますが、リアルからウェブへアクセスしたいという読者のニーズを喚起しやすい、わかりやすいモデルとして取り上げています。


CDROMやDVDの付いた書籍もあります。これもほぼ同じ電子書籍的実験のなかに含めて考えています。


CDROMのなかにHTMLファイルを入れて、クライアントマシンからウェブへナビゲートする仕組みは、もうかれこれ20年近い歴史を持っているはずです。


話を、日経パソコンオンラインに戻します。日経パソコンは、月2回発行で、オンラインでは各号の記事に対応するソフト詳細を見る、試用版をダウンロードできるなどのほか、たとえば「すぐに使える」企画書のテンプレをダウンロードしたりすることができます。


編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-電子書籍の歴史と実験(4)


紙の読者を、ウェブに誘導する力が強いというのはこの、実用性、「使える」ものが即手に入るということなわけで、ビジネス実用性をあまり含まないような「読書」とは一見なんの関係もないように思えます。


しかし、読んでからアクセスする、アクセスしてから読む、という紙と電子の間に起きる「往還」をどう作るのか、ということでは、すこぶるシンプル明快な仕組みを提示 してくれています。


どう応用するかは、あなた次第です^^


わたしはいま、このテンプレを使って、しゅっぱん2.0の成果第3弾、


松澤大之著『リングノートでムダな勉強をやめなさい』のウェブキャンペーン企画をまとめています。


捨てる技術で能率アップ リングノートでムダな勉強をやめなさい 階層構造化で難関試験もらくらく突破!/松澤大之
¥1,575
Amazon.co.jp

まだ、買わないでください。出版記念キャンペーンが間もなく始まりますので(ただいま予約受付中ですが、すでに5万位あたりまで上昇したりしてます^^)。


日経パソコンの例は、紙から電子へ、ですが、

電子から紙への実験は、こちらで進んでいます。


編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-BSMAP本扉