デジタルエディション、電子書籍を一から編集していると、
アマゾンなどで見慣れているはずの、本の表紙カバーの画像がいきなり気になってきます。
文字の滲みとか。
あらためて、アマゾンの表紙カバーイメージを眺め直してみました。
Kindle Storeでも、こんなもんです。
原寸に「拡大表示する」リンクで補っているわけですが。
「しゅっぱん2.0」のデジタルエディションは、いきなりe-Bookストアを開店するわけではありません(笑)
まずは、縦長一枚の発売告知、購入予約ページからスタートです。
「拡大表示する」リンクと、ページのヘッダー画像が、ビジュアル面での可読性を補っていくことになるでしょう。
もちろん、文字テキストのみの書籍名、目次なども必須であることは、いまさら言うまでもありません。
いまさらなことをいうのは、「二度見る」という経験を、電子書籍編集のプロセスが、させてくれているからです。
ついでに、こういう「二度見」することで気づくのは、「紙のエディトリアル・デザイン」と、ウェブ・デザインの接点が、これまでほぼ皆無だった、という驚くべき事実。
CSSスタイルシートが、紙の文字組など細かいデザインに迫る機能を持ちますが、いわゆるエディトリアル・デザイナーが、CSSまで書くことは、まずありません。そういう方、いらっしゃいましたらメッセください。一緒に仕事しましょう(笑)
電子書籍も、紙の本も、デザインはAdobe InDesignが事実上のデファクトスタンダードになっていくと思われますが、現在第1線で活躍中のエディトリアル・デザイナーでも、「e-Pub」というフォーマット名を知っている人はほとんどいません。
知っているのは、どっちかというとIT業界の人たちだったりします。
このあたりをつないでいく、電子出版コンサルタントとか、エディターが輩出していく必要がありそうです。
「電子出版元年」が、たんに「電子書籍端末元年」に終わってしまわないようにするためにも。
PS.
上のKindle Storeの電子書籍の例ですが、なぜこれを選んだかというと、電子版のほうは、なんと発売予定が今年の11月!です。つまり、ステータス「予約可Pre-Order」状態なわけです。
ペーパーエディションはすでに、4年前2006年2月に発売されています。
販売戦術が働いているのを感じます。参考にすべきかも知れません。
価格は、すでに発売されている紙の本が、アマゾンco.jpで1358円、ペーパーバックが.comで15.95ドル、電子版Kindle Editionが11.99ドル。約4ドルほど電子版が低い価格になっています。

