『たまたま』という本をたまたま見つけて買って来た(その後) | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

「偶然」をテーマにした本が、ちょっと売れているらしい。


それはツイッターでたまたま見かけたことにすぎなかったのだけれど。


先週金曜日に、しゅっぱん2.0の松宮さんとたまたま立ち寄った浜松町の本屋さんで、『たまたま』という題名の本をたまたま見つけて、思わず買ってしまっていた。


今日、たまたまその『たまたま』のことを思い出して、置いて来た部屋に行って、たまたま「eを抜いたフランス語」で書かれた本の話になった。


これもたまたまツイートのなかで見つけた本だったが、ちょっと変わったミステリーらしいという雑談になって、どこからでてる本か、アマゾンで調べてみた。

煙滅 (フィクションの楽しみ)/ジョルジュ ペレック
¥3,360
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そしたらなんと、あの幻のペレックの本ではないか!


ペレックこそ実は、たまたまの厳密な探求者の一人だと睨んでいるあのジョルジュ・ペレック。

考える・分類する―日常生活の社会学 (りぶらりあ選書)/ジョルジュ ペレック
¥1,890
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たまたまにたまたま出会ったのが幸いしたようだ。


さまざまなたまたまで、たまっていたいろいろな仕事がたまつきのようにかたづいていく。


たまつきは、まだまだ続くだろう。

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する/レナード・ムロディナウ
¥2,100
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たまたまに感謝。