「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ及びブルース・チャトウィンなどの芸術家や思想家に愛されてきた伝説的ノートブック」モレスキンを、使ってみようという気にさせてくれたのも、松宮義仁さんの「シンプルマッピング」との出会いからでした。
- MOLESKINE(モレスキン)スクエアノートブック スモール9×14cm
- ¥1,890
- 文具店TAG
ゴッホやピカソは、目に止まったアングルや、小景をカメラのシャッターを押すようにモレスキンにスケッチしたでしょうし、ヘミングウェイなら、アブサンを呑みながら、降りてくるインスピレーションを、モレスキンに書き付けたりしていたはずです。
「このノートブックは、有名な絵画や人気小説が世に出る前の貴重なスケッチ、走り書き、ストーリーやアイデアを記録してきたのです。」
英国発祥のクラブやバーは、言ってみればすでに知識社会の思考のファクトリーであり、アイデアや議論を生み出すワークショップの場でもありました。
モレスキンはA6ノートよりやや小ぶりですが、ほぼ同型。どちらも、カウンターが良く似合います^^
バーには、大きな紙は不似合いです。
この写真にある『A6ノートで・・・』シリーズが書棚に置かれたバーの主との会話も、カウンターの上に開いたA6ノートから深まっていきました。
コンパクトであることの奥ゆかしさの話題が、A6ノートのサイズから、お店のスペースの話にまで広がっていったのです。
シンプルマッピングは、ビジネスにとってもメタ・ノートの役目を果たしてくれます。
そこには、膨大な事業計画書から、システムの構築スケジュールなどまで、すべてをフォーカル・ポイントを押さえたかたちで納めることができます。
こんなオシャレなノート術、ちょっと他にはありません^^
サイズだけではありません。「ダブルページ(見開き)」という印刷術の大発明を活かして使うノート術も、ほかにはないでしょう。
縮景や、盆栽、方丈の間などなど、小さなものに魂を込める日本人が得意とする「工夫」にもよくマッチするノート術です。リバプールの大きなスタンドバーとはまた別の風情を持つ、日本の小さなバーに、シンプルマッピングが似合うのも、ただの偶然ではありません。


