学習と行動の変化 | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

まわりの環境が変化しても、いつもと同じ行動しかとれないと、新生児のように他の人から手助けがなければ生きていけない。もちろん、変化した環境に即座に適応できる場合と、できない場合とがある。できない場合には、新たな行動を獲得しなければならない。このような行動の変化をもたらす心理的過程が、学習(Learning)である。

――神山英夫著『スキルの認知心理学』川島書店


認知心理学が扱う「学習」は幅広くて、箸の上げ下げ、用足しの仕方から自転車に乗れるようになることなどなどが含まれています。



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U理論」のオットー・シャーマーとコラボしているピーター・センゲも「学習する組織」について、子どもは、なんでもどんどん学んでいく。人というのは学ぶことが好きな生き物だ、というずいぶん基本的な学習にも触れています。


こういう学習は、学校の教室や研修で学ぶ学習とは、違っているというか、そういう学習を支えるもっと手前のスキルの学習を含んでいます。


どこまでの手前かいうと、DNAまでさかのぼるくらいの手前を含んでいます(笑)。


少しまえに「ミミズも学習していると思ったほうが、いい」という記事を書いてますが、それくらい手前の学習です。


気づき」とか「察知」とかも含めて学習です。


(続く)