- 思考の整理学 (ちくま文庫)/外山 滋比古
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この本、シンプルマッピング理論研究班としては、サブ・サブ・副読本として、推奨しておきたい本です。
副読本というのは、とりあえずシンプルマッピングを手を動かして書くことに、直接の影響は及ぼさないからです。
シンプルマッピング本の著者・松宮義仁さんも、いつかの記事で、この本に触れてます。
で、とくにこの本で、注目するのは「メタ」だと言ってました。
松宮さんらしいマークの仕方だと思います。
第III章に、「情報の”メタ”化」と「メタ・ノート」というエッセイが収録されています。
「メタ・ノート」などは、まさにシンプルマッピングもそうであるように「ノート術」そのものです。
外山滋比古さんが、もっとお若ければ、松宮さんとの対談企画を申し入れたいくらいです。
もう90歳近くなられると思います。お元気なら、不可能ではないと思うのですが。
この本については、エディトリアル・エンジンとしても、もっと語っておきたいことがあります。
それは、アカデミズムのなかにあって、「エディターシップ」というものに注目言及した、数少ない方たちのなかのお一人だからです。
