言語活動が、そもそも「全脳」的である。その2. | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

よく、右脳と左脳の激突実験(爆)とか言って、


こういう文字を見せられることがあります。


赤 


BLACK RED


これ、左右じゃなくて、脳の処理レベルの遅延の問題でしょ?


だって、というを、赤(アカ)と命名する、名前をつける、つまり概念化は、個体発生的にも系統発生的にも、遅れてやってくるわけですから。


アカは、赤とかREDとか名前をつけられる前から、存在してますから。


光の波長として。


赤ちゃんは、赤という言葉を知らないうちから、赤に反応してるわけです。


色々あるとワクワクするのは、とりあえず大脳左右両半球とは関係ありません。


脳幹あたりに、刺激が来てることはあってもね。


低次の処理、つまり、視覚野で光の波長が処理される瞬間に、文字の形という視覚処理が被ってしまうために、言い間違えが起きるってだけのことです。


もっと言えば、文字も「形」、イメージです。色がイメージとして右脳で処理されているというなら、文字も形としてまず右脳が処理しています。


まあ、アルファベットのRとか、Eとか、Dとか、単独の形では意味を持つことが少ないので、欧米流には見落とされがちなのかもしれませんが、漢字など、完璧にイメージですよ。


ペタしてね