昨日、新宿で行われた「シンプルマッピング体験セミナー」での、ぱーぱす斎藤トレーナーの話と、終了5分前に駆けつけた松宮さんの3分スピーチで、大きな気づきがありましたので、シェアします。
キーワードは、
放射思考の起源
論理木
共感覚
論理と連想
です。
放射状に書く、マッピングの起源は、もちろん脳にあります(爆)
しかし、それはどう対応しているのか、
科学的に解明されているわけでは、まったくありません。
ニューロネットワークは、あくまでもメタファーに過ぎない。
ここ、間違えないようにしましょう。
シナプスとシナプスの間で交わされる情報伝達物質は、言葉に例えられたりしますが、言うまでもなく私たちが書いたり、しゃべったりする言葉が、交わされているわけではありません。
こうして記事を書くために動いているプログラム言語や、さらに奥にあるOSを叩くマシン語が、わたしたちの言葉とは異なるのと同様です。
放射思考と脳、神経回路を対応づけるような「お話」は、あくまでもメタファーです。ここをしっかり確認してください。
言語脳、それも日本語の日本語脳の解明が進まないかぎり、そこに科学的根拠を求めることはできません。
お気をつけください。
ここで放射思考の起源と言っているのは、放射状に書く、つまりマッピングという記述法の起源です。
とりあえず、脳とは関係がありません。
いろいろありますが、一つは、論理木=ロジックツリーです。
これは、17世紀のライプニッツあたりから使われている由緒ある記法です。
昨日の松宮さんによる、超速のまとめ(爆)にあった、次の発言。かなり重要です。
とにかく、2つに分解、枝わかれさせる。
これは、分岐、バイファケーションという、放射状思考の最小単位です。
そして「対(つい)」発生の重要性を、指し示す言葉です。
日本では江戸時代に三浦梅園 という人が、この「対」による世界記述を試みています。
これも、マッピングの偉大な起源の一つでしょう。
次のロジックと連想です。
「連想」という言葉、これもなかなか曲者です。
イメージ連想に偏った使われ方をしてきたからです。
ぱーぱすさんの次の説明が、連想と論理の安易な対立図式を、壊してくれました。
「まずは連想型で書き始めて、「書き直す」とき、地頭力が出てくる」
ここから発展させて、数学者などにも見られる「共感覚」の発動を、おさらいすれば、放射状思考の起源については、ひとまずいっちよ上がりなのですが(笑)、そのまえに左脳右脳論の都市伝説(爆)を、片づけておかねばなりません。
(続く)


