拾って来ました。カバーデザインはまあまあなんですけどねえ・・・
- コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術/杉野 幹人
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版元の東洋経済新報社さんには、借りがありますし、東洋経済は購読してますので。版元さんに仁義を通すつもりで拾って来ました。加えて、
わが探偵事務所が入っている(濱マイクのり)小さなビルは、ちょっと変わった構造をしていて、窓の下は、大家さんちの半地下な中庭になっています。
大家さんは1階で、斎藤一人さんの銀座まるかんのスリムドカンなども売ったりしてます^^;
で、窓から物を落としても、通りすがりの人に持っていかれるとか、アタマに当たるとかは決してない。
何度も落として、保管してもらっていたこと一度や二度ならず。今回の本も、そうでした。
はい、わたし、大阪の瀧本トレーナーに教わったわけではないのですが、ドケチです。少し難しい日本語で言えば吝嗇。骨の髄までしゃぶります(爆)
だから、 「コンテンツvsコンテキスト」という二項対立図式―ステレオタイプともゆー―を、わざわざ屋上屋を重ねてこさえなくとも言えることを、さも、新しい方法論であるかのごとくに、その混乱を増幅する語用に愕然とするわけです。
相関関係の関係の連鎖を、「関係性を見る」、相関を因果のごとく、風が吹けば桶屋が儲かるの「風」と「桶屋」の間を埋めていく遊びは面白いけれど、それを「コンテクスト」で説明する必然性も、わかりやすさも説得力もない。かえってコンテクストを大切にするアタマを混乱させるのであって。
加えてここに言われてることは、もともと「外挿」と言われ古くからある方法でもあり、新しくもなんともない。
関係性よりも、「関係の発見」。それでいいだろうと。
要するに、コンテキスト、図式化、フレームワーク化のお先棒を担がされて、いい迷惑である、ということですよ。
これじゃ、意匠を換えての新手のロジカルシンキングだろうと。
さらに「教養」まで持ち出すのであれば、
それこそ、
エドワード.T.ホールの
「ハイコンテクスト」と
「ローコンテクスト」
ロジェ・カイヨワの
「対角線の科学」
マイケル・ポランニーの「暗黙知」と野中郁次郎の「形式知」
松岡正剛の「関係(性)の発見」(編集工学)
ゲシュタルト心理学の「地と図」
くらいはきちんと踏まえて、トレースしてくださいよと言いたくなるわけです。
さて、ドケチと言えば(笑)、明日大阪でセミナーが開催されます。
当日駆け込み参加OKだそうです。
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超朝活男 瀧本
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