って言っても、あのアイドル?や声優さんの本じゃありません。
ヒトっていうのは、忘れっぽい生き物のようで、
どうやって生い立って来たか、成長してきたかってことを、
ごくごく日常的にやってることについても、思い出せなかったりするものです。
たとえば、言葉です。
ブログの言葉、こうして、書かれているわけですが、
もとはと言えば、話してたはずですし、いまでも話すことなしには、仕事も食事も成り立ちません。
おぎゃあと生まれて、誰もが「まんま」とか、「ぶーぶー」とか、お母さんから聞いた音を真似て、だんだん話せるようになっていきます。
しかし、「書く」となると、こういう事実をきれいに忘れています。
いったんある段階に達した閾値(スレッシュホールド)は、後戻りしにくいというようなこともあるかもしれません。
本を「読む」のもそうです。
前田愛『近代読者の成立』は、読み書きに大切な役割を果たしている「声」というものを思い出させてくれます。
明日、文章術も含めて、そのさわりをお話しします。名づけて「音写」の流儀、です。
最近、アイデアの泉が湧くツボ押しにはまっています。
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