18日(火)に、A6ノートに手書きしておいた、『脳を活かす仕事術』の
読書マッピングを、[水墨画作成ボード 青龍]というフリーソフトで、
なぞってみました。どちらかというと、まだ「MEMOマッピング」の段階のマップですが。
あとで、ノートの写像もアップしますが、
ソフトで起こす過程で、2、3本新しい枝が加わっています。
二度、三度、見直すことで、発想や気づきが深まります。
ともあれ、この本のマッピングはかなり難航しました^^;
というのも、「感覚系学習」と「運動系学習」の対(つい ペア)が
ガッチリ頭に刻み込まれているので、
その他の内容がほとんで出てきません(汗)。
(「読書マッピング」は一冊を読み終わったあとに、まずは「本を閉じて」、記憶だけを使ってマッピングしていくのが基本です)。
まあ、それぐらいこの「対」概念は、茂木健一郎さんのこの本の
肝にあたるということでもあり、
ひいては、シンプルマッピングの凄さを説明できる
キー概念というわけです。
結論から言えば、「感覚系学習」と「運動系学習」は、
脳のなかでつながっていない。
だから、思いついた瞬間には、凄いと思えたものが、
書き出してみたらそうでもなかったとか、
想いは強いのに、なかなか行動できないとか、
そういうことが起きるのは、脳の仕組みからして
まず、自然なことであると。
じゃあ、そのつながっていない二つの系を、
どうすればつながりやすくできるのか。
その事例や、ヒント、アドバイスが、
『脳を活かす仕事術』には書かれているわけですが、
なんだ、シンプルマッピングするということは、
この二つの学習を、つなぐってことじゃないか。
なんだ、そういうことか。
えっ?ちょっと待って。「なんだ、そういうことか」じゃないでしょ?
こりゃ、たいへんなことになってきた!!(爆)
シンプルマッピングは、
脳の二つの学習の系を
つないでくれるツールってこと?
はい、そのとおりです。
これが、答えです。
まあ、その効果の理論的裏づけって話でもあるわけですが、
別に、この裏づけを特に知っておく必要もないし、
詳しく理解する必要もありません。
テレビがなぜ映るのかを知らなくても、誰でもテレビのスイッチを入れて、テレビを観ることができるのと同じことです。
その意味で、シンプルマッピングは「ツール」と言えます。
それはそうなんですが、ツールを作る側、広める側にいる者としては、こういう裏づけの研究も必要です。
使えればそれで十分って方も、
たまに、こういう研究に触れてみるのも、けっこう面白いものです。
ちなみに、この記事に書いたようなタメを活かして書いた、『A6ノートで思考を地図化しなさい』帯コピー案の1本がこれ↓です。
「勉強本」、良い本たくさん出てますね。
でも、実践できてますか?
このキャッチコピー案↑はボツりましたが(笑)。
願望を願望に終わらせない
アイデアをアイデアに終わらせない
計画を計画に終わらせない
読書を読書に終わらせない
想いを想いに終わらせない
どこまでも具体的に、かぎりなくスピーディに、
この手でしっかり成果をつかむ
想いと行動のギャップを埋める虹のかけ橋、
魔法のようなノート術、出来ました。」
表4側のコピーは、採用されています^^
研究も、実ビジネスに、役に立つという一例です。