昨日、コピーライターをしている友人から突然、A4判の大きな郵便物が届きました。中身は冊子でした。
封を切ると、就職から現在までの半世紀を振り返ったもので、
東京コピーライターズクラブの新人賞をはじめとして、朝日、毎日、読売、日経、日経BP、電通広告賞などを受賞した作品集でした。どれも、すてきなコピーです!
去年から癌に冒され、闘っている友人の最終ページには、
「これまで僕が半世紀近くにわたってコピーライターという仕事を継続できたのは、多くのクライアントや広告代理店、プロダクション、印刷・製版会社の皆様、
そして優秀なデザイナー、フォトグラファー、イラストレーターなどの
クリエイターの皆様との出会いがあったからこそです。
ここで改めて深い感謝と御礼を申し上げます。
そしてもう一人、
毎晩のんだくれて帰ってきても、子育てに協力できなくても、
収入が激減しても文句ひとつ言わずに
長年、陰で支えてくれた妻、純子さんにも、ゴメンね、そしてありがとう!」
辛いです!
患部が多岐にわたってしまっているため、手術も放射線治療も拒否している友人の70年間生きた証です。でも、まだまだ、元気です!! この歳で、女房一人にしちゃいけないよ!




