小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」 -23ページ目

小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

毎年、10月の第三日曜日、学生時代の同じクラスの者が大学院前に集まる、という企画を続けています。駅から母校の名を冠した大学通りをチョイと進んだ右手にかつての大学院があり、現在では数段あがったところに広場が確保され、そこに設置されているベンチ代わりの石が配置されているところが集合場所で、一人でもその場に行けば、この企画は続いている、ということになります。

ただ、今年は、母校前、ではなく、谷中を散策したい、との要望があり、日暮里駅に集まることになっていました。その後、小生の本に出てくる建築物を見て廻りたいので、案内して欲しい(結構、毎回、こんな調子です)ということで、快諾していたんですが、小生、まったく失念、というか忘れていたわけじゃないんですが、まだ、ずっと先、と思い込んでいて、それが今度の日曜日、と気付いたのが昨日の夜。今週の週末は、土曜日の夜が読書会のため、夜間に亙っての仕事ができず、夕方には切り上げなければならないので、日曜日にしっかりやらなくちゃ、と仕事の割り振りをしていたんですが、それが破綻。でも、とりあえず、遊びを優先に、日曜日は楽しんできます!

若い頃は、頭もあたたかかったと思うんですが……


夕べ、風呂に入って頭を洗っているとき、ふと気付きました。
最近、髪の毛が抜け落ちません。若い頃には、季節の変わり目になると、大量に抜け返った(抜けただけ?)のに、最近はほとんど髪の毛が抜ける感じがなくなりました。「抜けるには抜けだけの量が確保されていなけりゃならないよ」ってな考えもあるでしょうが、それはそれとして、実感としてない、というのは、新陳代謝が悪くなった?

関西の民放ディレクターに、残念ながらお求めの情報は持ち合わせていません、詳しくは数年前、御社で放映した番組をご覧ください、とつれない返事をメールしました。まあ、小生の本も読まずに……、なんてのがけっこう比重を占めていたんですが、生活困難者の小生としては、もう1週間早けりゃ、長崎、神戸行きの出張費に絡められて助かったのに! と返す返すも残念で……。
すると、電話が掛かって来て、引き下がらないディレクター。でも意志はかたく、冷たくあしらってしまいました。出張前なら受け答えがまったく違ったんでしょうが……。

読書会は『ラインズ』と『糸と痕跡』


今月の読書会は、7月、9月(8月は夏休み)に続いて、ティム・インゴルドの『ラインズ―線の文化史』(左右社)と、9月に取り上げたカルロ・ギンズブルグ『糸と痕跡』(みすず書房)を引き続き取り上げます。小生は先月、参加できなかったので昨日、図書館で『糸と痕跡』を借りてきました。
大学図書館の資料によると、「真実の歴史を物語ることはいかにして可能か。フィクションと真実のあいだにある、偽って真実であると見せかけている歴史的素材を丹念に解きほぐす全6編」ということで、構成は
  1‐1 描写と引用
  1‐2 パリ、一六四七年―作り話と歴史についてのある対話
  2‐1 寛容と交易―アウエルバッハ、ヴォルテールを読む
  2‐2 冷厳な真実―歴史家たちへのスタンダールの挑戦
  3‐1 細部、大写し、ミクロ分析―ジークフリート・クラカウアーのある本に寄せて
  3‐2 ミクロストリア―彼女についてわたしの知っている二、三のこと
だそうです。
先月、読書会でどのような話が進められたのか分かりませんが、
今回、インゴルドのスカンジナビア先住民調査論文(抜粋)の紹介のほか、マシュー・フレデリックの『建築デザイン101のアイデア』の原書(英語版)を持ち込み、話を深めたい、とのことだそうです。ボクの家族は毎月深夜に帰ってくる単なる飲み会、としか思ってくれていないんですが……。

「横丁・小径学会」赤羽遊歩の行程ができました。


行程/
陸軍兵器補給廠専用線跡(赤羽緑道公園)→稲付城跡→ガード下(露天風呂がある風呂屋、葬儀会場、公共施設、ガード下アーケード[パサージュ])→OK横丁→一番街
*今回は横丁と路地のほか、初心に返ってガード下を探訪します。

次の土曜日、「横丁・小径学会」赤羽遊歩、やります!


第13回「横丁・小径学会」赤羽遊歩
ナビゲーター:小林一郎
開 催 日:2014年10月11日(土)
集合場所:JR「赤羽駅」北改札口前
集合時間:午後2時
内容:赤羽OK横丁、一番街、稲付城跡、ガード下。今回は横丁と路地のほか、初心に返ってガード下を探訪。それに、陸軍兵器補給廠専用線跡も訪ねたいと考えています。
*参加費無料。一緒に遊歩しましょう。

グレンミラー


昨夜は娘と渋谷で待ち合わせて、東急文化村のオーチャードホールでグレンミラー・オーケストラを聴きました。戦前から戦後まもなくの古き良きアメリカ、成功者の明るいアメリカがたっぷり盛り込まれているステージでした。
が、気付いたことが一つ。演奏者16人中10人がメガネ(老眼眼鏡含む)を掛けていました。メガネ人間が多いのは日本人ばかりじゃない!

新聞が変わってました!



ボクはもうジジイなので、部分自身の思想信条上、納得できる病院にしか行かなくなりました。自宅周辺では、在住の足立区でも隣の区の葛飾区でも皆、民医連加盟の医療機関で、歯医者はなんと吉田万三さんのところです。もちろん、思想信条上同意するわけではありませんが、あからさまに政治活動をしていないところが共通していいところです。職場近くの医療機関も民医連加盟のセツルメントに通っています。

ところが(?)今日、いつも通りに民医連近くの薬局に行くと……。定期購読の新聞が「朝日」から「読売」に変わっていました! 過去の横柄な態度もあるでしょうが、事態は深刻だな~。

「横丁・小径学会」赤羽遊歩、行程決めました

第13回「横丁・小径学会」赤羽遊歩
ナビゲーター:小林一郎
開 催 日:2014年10月11日(土)
集合場所:JR「赤羽駅」北改札口前
集合時間:午後2時
内容:赤羽OK横丁、一番街、稲付城跡、ガード下。今回は横丁と路地のほか、初心に返ってガード下を探訪。それに、陸軍兵器補給廠専用線跡も訪ねたいと考えています。
*参加費無料。一緒に遊歩しましょう。