けっこう調べられている⁈ | 小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

執筆者とやり取りをしていると、ボクは単なる一編集者なんですが、この編集者ってどんな奴なんだろーッて調べる方がけっこういらっしゃるようで、最後の著者校正が終わったあと、「ところで、小林さんの著作………」と話を向けられることがよくあります。まぁ、先方はボクがどんな人間かってのがわかって進めたってことですね〜。
今日、知ったのは、著者から「小林一郎さんというと、あの小林さんでは? と調べたら、ガード下の著者の書の小林さんだったんですね」とのこと。ヴァナキュラーという概念からボクの研究テーマと被るんです、とのことで、話が弾みました。
今回進めている大学叢書三冊シリーズ、どの分野もボクのなかで被るんですが、
テーマは「排除と包摂」 という二元論を超えて。行き詰まりを見せる西欧の「排除」と「包摂」論を超える社会学を吉本隆明のアジア的なる視点から提示します。