夕べ、見知らぬというかうっすらと苗字名前に記憶があるような、という方から、ご無沙汰しています、このほどメールアドレスが変わりましたので変更してください、という内容のメールが届きました。
うっすらでも記憶にある名前。しかも、女性。ということは、国際政治。「う~ん、あの人だっけ」、と出社してから事務所にある書籍を見ると、影も形もなし。なら、こちらの本の執筆者に連なっていた? と探すもなし。
そこで、頼りになるのがパソコン。「学者、〇〇〇〇」と打ち込み、期待して表示を見ると、意外なことにまったく、該当者なし。うん? 通常、どこの大学に所属していようとも、表示される筈なんだけど……。それなら、と思い浮かぶのが「文化人類学」。通常「学者」だけで経歴が出てくる筈ですが、「文化人類学、〇〇〇〇」と打ち込むと、こちらも該当者なし。つい、1~2年前、「社民党の〇〇〇〇」です、というメールが届き、名刺を確認すると確かにお会いしたこともあり、何回かメールでやりとりしたこともあるのため、アクセスすると、これがなんとなりすましの乗っ取りメールだった、って大チョンボをした経験があるので、とりあえず、今回届いたメールをゴミ箱へ!
ということで、「夕べね、こんなメールが届いてね、不審者だからゴミ箱に捨てたんだけど、国際政治でこんな先生知ってる?」と事務所に出社してきた同僚に訊ねると、「あら、〇〇ちゃんじゃない! 久しぶり~」と一言。「あらまぁ、〇〇ちゃん、苗字そんな名前だっけ!」。そうそう、申し訳ございませんでした!
上野の美大の相撲部出身の今は亡き画伯の後輩、人間国宝の娘さん、なんて書いたら誰にでも特定されてしまいますが、いや~申し訳ございませんでした! こうして、だんだん、ぼけていくんですね~。