まち歩きをするうえでの気になるストリート・ファニチャーをリストアップしました | 小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

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「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

まち歩きをするうえでの気になるストリート・ファニチャーをリストアップしました
過剰なアーバン・デコレーション(=装飾)から解放されたのちのストリート・ファニチャーです。
街灯/ソーラーストリートライト、電信柱、看板、面白ポスト、イス、ベンチ、舗道タイル、オブジェ、カーストップ(これは確か商品名だったはずなので、車止め)、バリア、ゴミ箱、自販機、立て看板、手書き地図看板、ゲート看板、街の時計、公園の中のテーブルとイス、木漏れ日を映しだすエリア(これはストリート・ファニチャーの概念に入らないか?)、色彩によるデコレーション、信号機、道路の覚醒記号、街飾り。
このほか、ストリート・ファニチャーではありませんが、仮囲いパネル、名残り橋、階段住宅。
アーバン・デコレーションとしてアーキブローチ(河童橋のコックビル、三軒茶屋のゴリラビルなど)。
これらを、日が暮れる時刻になると毎日オジサンが街路灯の照明のスイッチを付けて廻ってくれていた昭和30年代との時間軸としてみていくととても興味が湧きます。技術は人間を幸せにする、と信じて疑わなかった時代がありました。
失われたモノと得たモノ。成熟と喪失――というのも遊歩の一つの視点になるのかも知れません。