11月3日は何の日? | 小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

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113日は何の日?

また、今年も113日がやってきました。これは文化の日。ということで、前後何週間かを含め、東京都では文化週間、文化月間として都内の未公開施設等の開放、および民間あるいは区施設への施設開放依頼を実施しています。

ということで、113日は紛れもなく文化の日なのですが、わが家では毎年3パターが入り乱れていました。

ボクは「文化の日」で、明日はお休み。という話になると、母親は「そ-、明日は明治節だったのよね」と自分で理解できる用語に差し替えます。昔も休みだったそうですが、その日に小学校に行くと、紅白の饅頭をもらえたそうです。「オレは都会だから靴で行ったけど、お母さんは下駄だろう」。ここでひとしきり、都会と田舎の論議があって、と毎年同じ話の繰り返し。互いに大した所にゃ住んでいない、というかどっちにしたって、都心からみりゃ隅田川を越えた東側。五十歩百歩の話です。

すると、「あんたらね~」と祖母が参加。明日は「天長節だよ!」と譲らない。そりゃ、明治生まれのおばあちゃんにとっては、天皇=明治天皇。いちいち明治なんていわなかったんでしょう。ということで、「天長節」「明治節」「文化の日」と入り乱れていました。

と、いっても、明治節、といっていたおッ母さんはもう一年も病院のなか。明治節も天長節も関係ない脳天気に日々を暮らす生活です。