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出版社に在籍していながら、仕事はネット、携帯などデジタル企画のプロデュース。

もし雑誌をやっていたら記事にしたかもしれない様々なネタを、ジャンルにこだわらずコラム風に書いてみる。アナログ志向のデジタル編集者は、相も変わらずジタバタと24時間営業中!

Discovery

ボクの部屋には、さっきからずっと船外活動をしている野口 聡一宇宙飛行士とロビンソン宇宙飛行士とNASAの無線による映像と音声がLIVEで流れている。

ちょうど良いところで、画面をキャプチャしようと待っている間に、暗い夜のエリアから昼間のエリアに出てきた。宇宙ステーションは約90分で地球を一周しているので、短時間で昼夜が変わる。
キャプチャした写真は、ちょうどメキシコから北米上空を飛んでいるところだとヒューストンの管制官が言っている。影になって見えにくいけど、写真中央下の方に、横になって貼りついているのが飛行士。(クリックして大きくすると見やすいかも)
このあと、飛行士はペイロード(貨物コンテナ)から離れて、シャトルに移動した。

これを書いている間にも、野口さんたちはずっと作業を続けている。
昔、ニュース映像でみた宇宙遊泳のイメージは、ほとんどスローモーションのようだったのに、実際にはスゴク忙しそうに動き回っている。彼らは実際、宇宙ステーション(ISS)に仕事をしに行っているんだ…と、今さらながらに驚く。

もちろんすべて英語なので、断片的にしか理解できないのが残念なのだが、野口さんたちは7時間近い船外作業をほぼ終えて、いまちょうど用具を片付けているところ。ロープで繋がれている用具をひとつひとつ慎重に外して、ハッチから中に入れているようだ。なかなか細かい作業だ。

どうやら野口さんのヘルメットにもカメラが付いていて、忙しい作業の手元や宙に浮かぶロビンソン宇宙飛行士の姿も映し出される。また、宇宙ステーション側からなどいくつかのカメラを切り替えながら、作業の様子は克明に中継されている。見ているだけで緊張するので、時折、背後に映し出される地球の青さと雲の白さにホッとする。

NASAは打ち上げ準備の段階から、インターネットで映像を公開していて、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)からリンクが貼られている。
JAXAのページには中継の番組表もあり、分刻みの作業予定、中継予定が分かる。
また、ミッションの詳細も報告されていて、たとえば、野口さんの今夜の夕食の献立が、照り焼きチキン、カレー、ご飯、トルティーヤ、タピオカプリン、パイナップル・ドリンク、スイートグリーンティーと、かなり無茶苦茶な組み合わせ、なんてことも分かって楽しい。

テレビのニュースでちらりと紹介される断片的な映像では、このLIVE中継の臨場感は伝わってこない。宇宙飛行士たちの、地球向けのサービスメッセージだけがクローズアップされるけれど、こっちの方がはるかに面白い。

あ、いまステーションに戻ってきた二人は宇宙服を脱ごうとしてる!

このあと、クルーは午前4時39分(日本時間)に就寝開始。
明日は、午後5時14分(同)から2回目の船外活動が予定されている。ディスカバリー号とISS間で物資輸送とか、故障しているコントロール・モーメント・ジャイロの交換とか、見どころ満載で午後11時44分までの予定。
帰還予定の8月7日まで、しばらくこの中継に釘付けになりそうな予感。

■NASA TVライブ中継 - JAXA
http://sts-114.jaxa.jp/live/index.html

■STS-114ミッションのページ
http://sts-114.jaxa.jp/index.html

■NASA - Return to Flight
http://www.nasa.gov/returntoflight/main/index.html

※中継は、NASA&Yahoo!米国経由の方がきれいでした! 音声もクリア。
●NASA - NASA TV Landing Page
http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.html