“ディスカバリー”が飛んでいる。 | デジタル編集者は今日も夜更かし。

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Discovery

ドキドキしながら、スペースシャトル“ディスカバリー"の打ち上げを見た。
86年のチャレンジャー爆発事故の悪魔のような煙がふと脳裏を横切る。
03年のコロンビアの事故を考えると帰還までは気が抜けないのだが、それでもとにかく打ち上げ成功 (^^v
画面は、CNNのライブ中継で、オービターとメイン燃料タンクの切り離しの瞬間。後ろに地球が見えて、太陽の光を受ける機体が本当にきれいだ。すごいなぁ。

ボクは、『スペース・シャトルの操縦マニュアル』を持っている。1981年4月12日、スペースシャトル“コロンビア"が初めて宇宙を飛んだ翌年、1982年の発行でタイトルは『SPACE SHUTTLE OPERATOR'S MANUAL』。
もちろん本物ではなくて一般向けに出版されたMOOKなのだが、当時、たまたまハワイの書店をブラブラしているときに見つけて即購入した。9ドル95セント。今でも売っているかもしれない、とAmazonで探してみたら、米国の古書店経由で約3万円の値が付いていた。
宇宙服の着方から、トイレの使い方、船内での調理方法、もちろん操縦やミッションの詳細、緊急時の脱出方法などがイラストと写真を交えながら解説されている。(その後、角川書店から『スペース・シャトル 搭乗員ハンドブック』として翻訳本が出た)

子どもの頃は、模型飛行機や熱気球を熱心に作ったり、固形燃料を使ったロケットを飛ばしたり、空を飛ぶことに憧れていていた。視力が落ちたり、数学が苦手だったり、それより何よりオトナの事情を優先して次第に諦め、いまはたまに旅客機に乗客として乗るだけ。
ディスカバリーの巨体がググンと持ち上がり、地球の重力から離れていく姿を見ていると、子どもの頃の憧れの気持ちを思い出す。

NASAとESE(欧州宇宙機関)などは2020年頃には、1万~1万5千ドル程度の宇宙観光旅行も可能になると予測している。
今回のシャトル打ち上げは、確か114回目だ。結構、飛んでる。宇宙開発にキチンと予算が回るように、世界の平和が実現、維持できれば本当に可能かもしれない。貯金しておこうっと。


↓『SPACE SHUTTLE OPERATOR'S MANUAL』より
manual

*左ページは、着陸時の緊急脱出の仕方。電源を遮断して、速やかに機体から脱出する、と書いてあるが、電源を切るだけでパネルに山ほどあるなかから6コのスイッチを指示通りの方法でOffにして、数百度の熱を持つ機体に防熱シートを設置し…とスッゲー複雑。
右は折り込みのフライトコンソールパネルのイラスト。広げると、9面に分かれたパネルにスイッチやメータがてんこ盛りで、それが操縦席には何セットもある。