会社のトイレはシンプルで機能的にデザインされているんだけど、じつは大きな欠点がある。
写真ではわかりにくいかもしれないが、トイレの壁には一面に小さな■が等間隔に整列する模様がプリントされている。便器の前に立って用をたそうとすると、目の前に下のような↓模様が迫ってくる。
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寝不足状態でボーッとしながらこの壁を眺めることになるのだが、目が疲れているせいもあって、目の前20センチに展開するこの模様を、なんと自然に立体視をしてしまうはめになるのだ。
視野全体が立体視状態になると、一瞬平衡感覚が失われる。「スタートレック」のワープに入るシーンを想像して欲しい。こんな恰好で、ワープなんてしたくないぞ、と脚を踏ん張り、つまむ右手にシッカリと意識を集中する。
だいたい、壁紙のたぐいは繰り返し模様が多いけれど、寝不足の疲れた目と脳にはあまり歓迎できるデザインではないような気がするな。
たいした話ではないけど、このところずっと疲れていて、トイレに立つたびにワープすることになる。困ったモンだ。あ、立体視は平行法ね。
ついでにもう一つ。
ボクは黒い服を着ていることが多いのだが、あの便器の赤外線センサーは旧式だと反応しないことも多い。小便器で毎度水を流すのも節水の観点からいかがなものか、とは思うけど、そんな時は、わざわざ手のひらをかざして、前に立ったよ、ハイ、終わったよ、と便器に教えてあげる。なかなか親切でしょ。