パブリック アートが楽しい。 | デジタル編集者は今日も夜更かし。

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もし雑誌をやっていたら記事にしたかもしれない様々なネタを、ジャンルにこだわらずコラム風に書いてみる。アナログ志向のデジタル編集者は、相も変わらずジタバタと24時間営業中!

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“互いに良く知り合えば、仲良くなれる”
そんなコンセプトの元で2002年にベルリンから始まった『United Buddy Bears』が、オーストリア、香港、イスタンブールなどを経由して、いま、六本木ヒルズに集合している。

国連加盟国120か国のアーティストが、それぞれの国々を代表して熊をペインティング、スポンサーを得ながら各国を回り、最終的には競売にかけられて、収益はユニセフなどの児童支援組織に寄附されるというパブリック アートのイベント。

「日本におけるドイツ年」イベントの一環として、5月8日まで展示され、このあとは、ソウル、シドニー、来年以降、アンマン、ケープタウン、アディスアベバ、上海、アテネ、マイアミ、ボストン、ブエノスアイレス、ロスアンジェレス、などを周るという。

六本木ヒルズの象徴、20個の大理石の卵を抱えるLouise Bourgeois作巨大な蜘蛛“Maman”(ママン)の足下に、いくつかの弧を描くように身長2メートルの熊が個性的な127体が並んでいて、想像していた以上に壮観で楽しい。
その規模は、2003年に丸の内に登場した「カウパレード」の牛63頭をしのぐ。正直に言えば、アートとしてはカウパレードのバリエーションやアイディアの方が好みなのだが、どうやら本来はこのbearたちは手をつないで円を描いて配置されることで完成を見るらしい。スペースの関係からか、六本木ヒルズでは、いくつかのグループごとに並んでいるが、確かにグルリと丸くなって、たとえばその真ん中から眺めれば素敵に違いない。

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それでも個々の熊さんたちの個性はなかなかのもので、たとえば、ボクはチリ(エルナンド・レオン作)が好みだったりする。写真真ん中が、チリ代表。その向かって右に立っているのが、主役(?)のドイツ代表。

ボクは、じつは街の迷惑ものであるGRAFFITIアート(壁の落書き!)が大好きなのだが、この熊さんたち、太陽の下に勢揃いするとなんだか落書きチックな楽しさがイッパイ。こんなイベントがもっと増えるといいな。


オマケ情報:ベアグッズはアートアンドデザインストアで販売。六本木ヒルズの案内書のお姉さんにお願いすると、全部の熊さんのプロフィールと写真が掲載されたパンフレットを貰える。なぜか陳列されていないこのパンフ、小さくてなかなか可愛いのでぜひ入手を。

■六本木ヒルズ:ユナイテッド バディ ベアーズ イン 六本木ヒルズ
http://www.roppongihills.com/jp/feature/i8cj8i000001eyic.html

■ユナイテッド バディ ベアーズ公式ページ
http://www.united-buddy-bears.com/

■カウパレード公式ページ
http://www.cowparadenewyork.com/
*カウパレードの牛さんたちは、パレードの役目を終えて競売にかけられ、世界各地に引き取られた。羽田(東京国際空港)にも、“Mooon”というオブジェが鎮座している。日本人アーティスト作。一説によると、落札価格は200万円だったとか。真偽は不明。