国民の祝日に関する法律、いわゆる祝日法の第2条には、
各祝日の意味を“「国民の祝日」を次のように定める ”と明記している。
たとえば、『憲法記念日』は、“日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する”とある。
それでは、今日、5月5日の『こどもの日』とはどんな祝日か。
この法律によれば、
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
と規定されているのだ。
つまり、今日はこどもが主役ではあるけれど、決してちやほやする日ではなく、子も同時に母に感謝するための祝日なのだ。
息子は特に母に対しての愛情が深いものだが、でも長ずるに従い、照れが感謝を上回る。
娘はオトナになっても、嫁いでも、素直に“お母さん、ありがとう”と言ったりするが、息子がその言葉を言えるのはせいぜい毛が生えるまで。
でももちろん、たとえカーネーションはプレゼントしなくとも、本当はいつでも感謝しているということを母親には知っていて欲しい。
母の日の起源やウンチクについては、真偽、正確さはともかくあっちこっちのブログに書かれているのでサクッと省いてしまうが、とりあえず日本では5月の第2日曜日、今年は8日ということになっている。
季節毎に飾っているアパートのネームプレートの花 を、八重の山桜からカーネーションに変えた。
母の日バージョン。今回もシルクフラワーを組み合わせて作ってみた。
今日も、8日も、そしていつでも母親のことを想い、できれば時には感謝の気持ちをちゃんと伝えたいものだ。この花束を見た人が、お母さんのことを思い出してくれたらいいな。
男子もたまには電話くらい、してみようね。